YOKOHAMAN'S A GO GO

[NEVER SOLD OUT]なブログ

セリーグ公式戦 vs BAYSTARS@横浜スタジアム

 

 

 

2022.09.11@横浜スタジアム 天気:晴れ

 

神宮広島戦→ハマスタ横浜戦の変則土日ゲーム。いよいよ終盤戦なんだなと感じるスケジュール。そしてまだ何試合か残してる直接対決のうちのひとつ。

 

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スクリーンの左右に出てるように横浜は広報面含めて総出でヤクルトを叩きに来てる。

 

「ここで全てが決まる、全員で決める。」

 

ってキャッチフレーズ付けて、公式youtubeに気合い入れた動画を上げて、駅から道端からいろんなとこにポスター貼ったり街灯の旗をこれに変えて、記録的な連勝中の限定ユニに変えて挑んでくる2連戦。相当気合い入ってる。

 

しかも先発はヤクルトはローテ通りの小川で横浜はローテを崩して大貫に。果たしてこのローテ再編はどう出るのか。

 

スタメンはサンタナを下げて2番ライト山崎で6番レフト青木に。不調サンタナがまあまあなどん底なこともあり、いやかなりのどん底なこともあってかこのオーダーになることは決して悪いことじゃない。

 

6番中村→7番サンタナから6番青木→7番中村になるとかなり仕掛けやすくなる上にゲッツーも回避しやすくなる。村上オスナとの勝負を避けて溜まったランナーを青木なら何かしらの形で返せるってのもあるよね。

 

 

久しぶりのデーゲーム14:00プレイボール。そこまで暑さは無いけどやっぱり日差しは強め。ヤクルト野手陣は殆どの選手がサングラス。

 

初回の村上の打席は2アウト2塁のチャンス。結果は見逃し三振。ここで今日の球審ヤバそうと察した笑 村上めちゃくちゃ首傾げてたし納得してないように見えた。これは厄介な試合になりそう…

 

そこから両軍ピッチャーが要所要所を抑えながら試合が進んでいく。小川に関しては毎回のようにランナー出しながらも良いリズム+ある程度球数抑えつつ打ち取っていく。

 

逆に大貫はさほどランナーは出さず2回り目の3.4.5も三凡に抑えていく。さすがvsヤクルトにぶつけられるピッチャーなだけある。

 

試合が動いたのは5回表。先頭青木が内野安打→盗塁。この盗塁がリクエストになるも完璧に足が入っててセーフ。流石はベテランの技である。本当に賞賛もの。

 

局面は2アウト2塁でバッター小川。3球目が暴投。

そして4球目のストレートを見事に綺麗に打ち返してセカンドの頭を越えるタイムリー。

 

お手本のような逆方向へのバッティング。脱力フォームから足上げてドンピシャのタイミングで完璧な弾道だった。

 

そういえば今年の西武戦の初戦も小川のホームランの1点で勝ったんだっけ

 

交流戦 vs LIONS@神宮球場 - YOKOHAMAN'S A GO GO

 

先制点をジエンゴで叩き出してからの小川のピッチングはほぼ完璧で危ない球もさほど無く丁寧に決まっていく。

 

一方打線、特に村上は良い当たりが外野のファインプレーに阻まれたりしてイマイチ繋がらない。チーム総出で必死に村上を抑え込みに来てるのがよく伝わる。

 

ところがまた7回表にチャンスが来る。オスナ四球→長岡ツーベースで2アウト2.3塁。バッターは小川。代打を出すには良いタイミングだったかもしれないけどそのまま打席へ。ここで続投が確定。

 

ベンチに続投の意思があったのはもちろんのこと、今の小川ならまたこと起こせるかも?って思えちゃうあたりなやっぱりさっきのタイムリーが頭に残る。結果サードゴロだったけど、打撃面でも相手にプレッシャーを、自チームに信頼を与えられる。やっぱエースだわ。

 

その裏の攻撃を3人で終わらせた時点で7回110球自責点0三振4四死球0。ほぼほぼ完璧。前回登板の時にボロクソに書いてしまったけどやっぱり流石。

 

なにより超可変ゾーンのヤバい球審だったにも関わらず、そこに流されずしっかりゾーンに投げ切った。根負けして四球出すこともなかった。これも大き過ぎる。

 

プレッシャーがかかる天王山でも飄々と投げるのがやっぱり小川の最大の強い点だろうか。良くも悪くも周りの雰囲気に左右されずにマウンドに迎えるのはかなり大きい。

 

同じく大貫も7回投げ切ったところで交代。7回106球被安打4四死球2とほぼほぼ互角。ただこれは皮肉でも嫌味でもなんでもないんだけど、大貫は超可変ゾーンにかなり助けられてたと思う。ヤクルト打者陣が首傾げての見逃し三振が多かった理由もここにあるような気はしてる。

 

ここからは両軍勝ちパ投入。ヤクルトは清水マクガフ、横浜は同点ながら伊勢ヤスアキ。

 

両軍チャンスを作りながらも0点。問題のシーンは9回表。長岡ヒット→サンタナのライト線ツーベースで長岡がホームを狙いベースの数m手前で確定アウト。

 

どう考えても手を回せる距離、タイミングでは無かったんだけど明らかに森岡は手を回してた。。。。完全に壊れた信号機ですわ笑 いや、笑えない。

 

ライト線となると長岡はノールックになって判断を完全にコーチャーに委ねることになるし、めっっっっちゃくちゃ追加点の欲しい天王山の9回表にこれをやっちゃうコーチャーはヤバすぎる。

 

天然芝球場でも無いしライト楠本もそこそこ守れる選手だしどういう判断したらあれを回せるのか…

 

そんな嫌な流れの中9回裏はマクガフ。相手はクリンナップ。3番佐野を抑えるも4番牧がヒット、5番宮崎がサードゴロでゲッツー!かと思いきや村上が握り損なってアウト1つしか取れず2アウト2塁でソト。

 

いよいよマクガフ劇場開幕か?と思った初球をソトが捉えるもさっきミスした村上の大ジャンプファインプレーのサードライナーでゲームセット。

 

優勝マジック11が点灯

 

見事過ぎた。いける抜けると思った横浜サイドの息の根が止まった。1-0で勝利。

 

これだけvsヤクルトをバッチバチに意識して臨んでこられたにも関わらずしっかり1-0しかも最後もファインプレーで勝てたのはデカすぎる。村上のガッツポーズがホームラン打った時と同じくらい嬉しそうだった。そりゃそうだわ。

 

これまでのペースやリズムを全て崩してジンクス願掛けマシマシで臨んできた横浜を返り討ちに出来た価値(勝ち)は計り知れない。

 

そして小川の復調が見えたのも大きい。超可変ゾーンにも我慢しながらしっかり制球して打ち取れてた。しかも球数も上手くコントロール出来てたかと。

 

シーズン振り返った時、あの小川のジエンゴ完封リレーはデカかったと言いたいので優勝まで突っ走りたいですね。以上。

 

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