セリーグ公式戦 vs GIANTS@神宮球場
2022.08.06@明治神宮野球場 天気:曇り
またまた衝撃的なニュースに振り回されましたねぇ。千駄ヶ谷あたりで公示の通知が来たと思ったらなんと村上が特例抹消。
もういい加減にしてくれと。 ただでさえコロナのおかげで渋い7月を過ごしてきたのにまだ奪うのかと。 もう奪うものなんて無いでしょ笑 かなりのペースで三冠王が近付いてるだけでなく、4番としての連続先発出場記録が360でストップ。
この偉大な記録ってこんな怪我でも不調なんでもない+外的要因と呼んでいいのか分からないレベルの外的要因によってあっさり途切れていいものなの?
とはいえそれと同時に代替登録として赤羽が上がってきた。
フレッシュオールスターサヨナラホームランでMVP、vs大学社会人選抜の記念試合でホームランとここまで大舞台でパワー発揮してる育成上がり。これは不幸中のほんの少しの楽しみではある。もちろん村上の代わりが務まるわけではないけれども。
というわけで巨人戦
つば九郎大先生の表彰式からスタート。イベントもたくさんあって球場内外で楽しい1日。
明治神宮、ヤクルト本社、オープンハウスなどいろんなところからいろんな商品を贈られる偉大なペンギ…
しかもヤクルトの選手は全員ベンチ前に並んで拍手。巨人の選手もベンチの中から拍手。
流石はグッズ売り上げNo.1の人気者であり、外向け広報であり、選手のサポート役であり、スタジアムの盛り上げ役であり…挙げたらキリがない笑
さてスタメン
村上の分を詰める形でサンタナ→オスナに。長岡を6番に上げてスタメンマスクは古賀。内山じゃなくて古賀なんだな?
そして1軍初登録の赤羽がそのまま7番サードでスタメン。
サンタナオスナが好調とはいえ大黒柱がいないというのは非常に不安になるもので試合前からとにかく落ち着かない。
初回の塩見死球→山崎内野ゴロで送り→山田凡退→サンタナタイムリーは幸先よかった。山田の凡退の形があんまり良くないのは心配の種ではあるけど。
粘って粘って決め球の難しいコースの変化球を逆方向に転がせるサンタナはやっぱり流石。村上を歩かせても意味が無い、むしろ状況を悪化させるだけっていう。
そんな中、先制して小澤。けっこう良さそうな制球でしっかり低めに集めてここぞの場面でインコース、高めにストレートが決まってた。相変わらずヒットを打たれながらではあるんだけど、3アウト目がちゃんと取れてる。
この結果中盤まで上手くロースコアに持ち込めてる。5回に赤羽のところで巨人の直江が危険球で退場。赤羽と直江は同郷の旧知の仲だそうで、外野席からは全く分からなかったけど赤羽が大丈夫ってジェスチャーしてたのね。
そして古賀凡退で小澤が送りバントを決める。ここの古賀のところで何かしら起こせないと厳しいんだよな。8番打者でアウト1個使って進められないのはしんどいね。
そこからの塩見のタイムリー。コロナ以降なかなか調子が戻らなくて3割切ったりもしてるけどようやく出た。まだタイミングとしてはドンピシャでコンタクト出来てるわけじゃないけど上がってくるかな?
なんて思ってたら6回表にポランコの同点2ラン。ここまでよく粘って投げたというべきか、ここまでは耐えて欲しかったというべきか。まぁ両方本音ですよね。
夏場のリリーフ陣はただでさえバテるし先発にイニング食って欲しいのは間違いないんだけど…
その後、ヤクルト打線が捕まえられなかったのがしんどいんだよなぁ。特に井納と高梨のところ。
案の定8回表、先頭丸四球→代走増田盗塁→犠牲フライ挟んでポランコ決勝犠牲フライ
いとも簡単に決勝点献上してそのまま負け。代走増田に盗塁決められたのが痛かった。。。。
で、その裏のヤクルトの攻撃で2アウトからサンタナ四球で代走丸山盗塁死。巨人が理想的に決めた裏にヤクルトが同じことして失敗して潰したっていう見事なまでの対比。
おそらくグリーンライトだったとは思うけど、次打者が当たってるオスナ、しかも得意な左ピッチャーってことを考えたら動いたらいけない場面だったかもしれない。ワンヒットで帰れる得点圏かどうかの違いは大きいけども。
最後はまぁ散々いろんなとこでフォーカスされてる9回裏。増田大輝の落球のところ。
自分が観てたライトスタンドはちょうど全部を俯瞰的に全てが視界に入ってたけど、元山は抜いて走ってたわけでも無かったし、あの距離だと帰れないだろうし、増田の落とした後の送球も速かった。
主観ではあるけど走塁に問題があったような気はしてない。
結局のところラッキーで首の皮一枚繋がったところであと1本が出なくてチャンスをものに出来なかっただけの話だな。
ここに文字に起こして羅列していくと改めてすんごい歯痒い負け方だったなと。
村上もいないし捨て試合なのかな(失礼)なんて思ってたら、中盤競り始めてしみのぼ突っ込んだら勝ち越されて負け。うーんしんどい。
完全なる負け試合でもない、決定打を打たれたわけでもない、相手にもミスがあってこちらにチャンスが舞い込んだ。なのに勝てない。
コロナ以降、チーム状態の端々におかしさを感じることが増えたけど、今は耐えて凌いでいくしか無いのかな。
切り替えたいですね。以上。
セリーグ公式戦 vs CARP@神宮球場
2022.07.24@明治神宮野球場 天気:晴れ
ボロ負けの次の日は前半最終戦。なんとスタメンがここにきてついにほぼ完全体になった。
ええそりゃもう嬉しいですよ。開幕から一度も揃わなかったメンバーがやっと揃ったわけですし。
山田は特に入場の時とかスタメン発表の時とか一段の拍手が大きかったね。
終わってみたらホームランソロ×4本の4点で勝ち。
サンタナ、長岡、復帰明け山田、オスナと多彩なメンバーで。6月以降オスナと長岡の7.8番の状態が良いのがデカいな。
取られたらすぐに取り返せててこれがやっぱヤクルトだよなと。ただ山田も観る限りはまだ本調子には全然遠いな。バットとボールがかなり離れてるような空振りもあるし、間合いもイマイチ掴めてなさそうなまめ打席に入って振り回されてる感じがある。
スタメンでないとはいえオールスター出るのが決まってるし、出番重ねて上手く調整出来たらいいんだけど…。
投手陣はサイスニキが6回3安打2失点。球数が少し多かったのもあったけど、ここからオールスターブレイクがあるからかリリーフ陣を注ぎ込める状況だったのはラッキーだったか。
後続は今野→梅野→マクガフの無安打リレー。
まぁまるで昨日とは別のチームですよ。不調の今野もそこそこ見られるくらいのピッチングしてたし。
今のベンチ入りメンバーでの勝ちパターンがこの3人なのかな。もちろん状況に合わせて流動的に組んではいるけども。
後半戦の過密日程+暑い屋外でやりくりはどんどん大変になるとは思うけど、そこは高津+伊藤智仁+石井弘寿3人のマネージメントに期待してるのでシーズン終了まで大きな離脱のないことを願うばかり。
前半戦を簡単に振り返るとコロナまでは出来過ぎかなと思うくらい良く出来てた。交流戦も圧倒的な数字で優勝して、マジックも点灯。結果独走っていう素晴らしい結果。
ただやっぱりコロナ後まだ本調子ではないメンバーも多いし、この先もどうなるかは分からない。普段のペナントレースですら大きくひっくり返る要素たっぷりな後半戦なのに、今はこの憎きコロナという敵がいる。
最後まで何が起こるか分からないのは当然のこととして後半戦も楽しみにしてる。
ということで前半戦いい締めくくりでした。
セリーグ公式戦 vs CARP@神宮球場
2022.07.23@明治神宮野球場 天気:晴れ
オールスター前、前半戦最後のカード。
離脱者が少しずつ戻ってきてスタメンも変わりつつあったり、ベンチ入りメンバーも入れ替わっていたり。
神宮に来る前、横浜スタジアム終了後に戸田行きになってしまったメンバーがいたり(誰とは言わんが案の定でした…)
さて、前回浜スタで粘った原樹理。対するはアメリカ帰りの秋山翔吾がスタメン入りした広島打線。
初回から完全に試合が壊れておしまい笑 アウトが取れない笑 たまに取れるアウトが良いあたり。もうどうしようもない笑
3人で終わらないどころか4回まで毎回得点される笑6/25の巨人戦以来の大量失点試合という笑
なんでよりによってワースト失点試合を2つとも現地で観てるんだか笑
ヤクルトサイドとしては村神様が片手一本でライトスタンドに放り込んだホームラン以外に見どころなし!
まぁ強いて言うなら塩見中村が途中から出て復帰の目処が立ったところくらいか。
しかし初回の広島の攻撃は本当にいつになったら終わるのかって感じでしたね。自分が小学生の時のチームは弱すぎてまさにあんな感じ。延々と守備が続いてた笑
しかし原樹理もまさかいくらなんでも0回1/3とは思わなかったよ笑 流石に酷いよ笑 後続市川も7失点だし。でも確かにあそこは引っ張れないくらいどうしようも無かったな。
今年相性の良い広島にここまでやられるイメージは湧かなかったな。先週の横浜戦の時も書いたけど、原樹理が先発の時点でロースコアになるとは思ってないんだけど(失礼)、なんだかんだ打たれながらも中盤まで引っ張れると思ってたからなぁ。
この夏の暑い時期の特に神宮のゲームは先発がどれだけイニング食えるかだと思うんだけど、なかなか上手くいかないもんだな。
清水田口がいなくて今野が不調な今のリリーフ陣をいかに休ませられるか、オールスター休みを噛ませて上手くやりくり出来るかどうかだと思ってたらこれ。
まぁここまで打たれると逆に次の日には残らないんだよな。巨人戦の時も書いたけど。
まぁ明日が前半最終戦だからここしっかり取って前半終わりましょうよ。以上。
セリーグ公式戦 vs BAYSTARS@横浜スタジアム
2022.07.17@横浜スタジアム 天気:晴れ
昨晩あまりに酷い負け方をしてしまったスワローズに一筋の光が。サンタナが3ヶ月ぶりに復帰するという朗報が!!
膝の手術から帰国していたもののコロナ離脱の関係で2軍戦が中止になってて調整の場が無かったが故に即一軍復帰という切羽詰まった状況ではあるんだけど、とにかく戻ってきてくれるのは本当にありがたい。
打って変わって晴れたこともあり開門とほぼ同時に入ってバッティング練習を見たんだけど、まぁ打球が飛ばない。
スタメンは早い時間に打ってるだろうしバッティング練習後半、開門時刻以降に打ってる選手は控えが多かったりする事情もあるんだろうけど全然フェンスまで飛んでこない。
仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけど嫌な予感がするよね。ただスタメンを少しいじってきた。
3番セカンド荒木→2番セカンド ケリー
5番レフト内川→5番ライト サンタナ
荒木を下げてケリーに。今年に入って1軍では外野が多かったからどうなるだろう。ただ下ではセカンドもやってたはず。そしてサンタナを即スタメンに。膝の状態を見ながらなんだろうけどひとまず楽しみ。
初回、村神様のめちゃくちゃ打球速度の速いタイムリーで先制してサンタナ内野安打→オスナのタイムリーで2点。サンタナが帰ってくるとオスナも打つ。流石はこのペア、相乗効果が働く笑
先発はサイスニキ。ここまでコロナと雨中止で先発登板が4回流れてる。流石にそういう状況で調整が難しかったのか、2点リードの1回裏に桑原にホームランを被弾する。レフトポール直撃でめちゃくちゃいい音したなぁ笑
2回は抑えるも3回に横浜打線が上手く繋がって4点。こうなると巻き返せる気がしないのが今のヤクルト打線。とはいえ、4回表サンタナ→オスナの連続安打でチャンス。やはりこの2人流石である。
そこで昨日のミスを取り返すべく臨むのは西浦さん。しかしバント失敗。次の古賀がダブルプレーで一気にチャンスが潰れていく。
ここからヤクルト打線は沈黙を貫き、横浜打線は6回裏に火を吹いて上手く繋がっていく。宮台すごく良い流れで投げてたんだけど勢い止められなかったな。その後の杉山と久保は終わってみればなかなか良いピッチングだったと思う。
気が付けば2-10の大差で横浜カードが終了。「西浦古賀」の4文字が悪い意味でトレンド入りする事態に。まぁバント失敗やらなんやらあったのは仕方ないとして、古賀のリードに関しては特に首を傾げたくなるような部分が多かったのは間違いない。
そもそもサイスニードって4シームが1番制球、威力ともに良いボールなはずなんだけど、真ん中付近の小さい2シームでちょこちょこ動かして緩い勝負球を打たれるってパターンが多かったと思う。
中村や内山が高めのボールを有効的に使うのとは真逆だったんだよね。長いこと1軍で組んでなかったから仕方なかったのかもしれないけど。
ってなわけで散々な2試合でしたわね。全く勝てる気のしない2試合でしたとさ。高津はじめ主力が戻ってくるまでにどこまで時間稼げるか。
どうせなら宮台のピッチングはもっと観たいし、武岡、元山、松本友はもっと打席に立たせてやってくれとしか。
以上!
セリーグ公式戦 vs BAYSTARS@横浜スタジアム
2022.07.16@横浜スタジアム 天気:雨
コロナで大量離脱という未曾有の大災害に見舞われているスワローズ。案の定、ほとんどの野手陣を戸田から補充してのゲーム。
何でこんな狙い撃ちされてるかのごとくヤクルトの1軍選手に大量に陽性が出てるのか…
幸いにも豊橋のゲームと昨日の浜スタ初日の雨中止が2試合あってこの日も雨。現地に来た以上はやって欲しい気もするしやらなくてもいい気もしてる。いやメンバー揃うまでやらんでええわ!笑
雨の中入場すると練習をやれるグラウンド状況にないため内野キャンパス周りはシート。そして早々に18:15スタートのアナウンス。こういう開始遅延のアナウンスがされた時は、少なくとも観る側はやれないだろうって心構えでいた方がいい。というよりこのまま中止にしてくれ!
カッパきて傘さして試合開始を待ってたんだけど、この時点でレフトスタンドにいたのは自分やツバメ軍団の団員さん含めて15人くらい笑 本当にやれるのか?笑
という中でスタメン発表。
やはり山崎村上オスナ以外は戸田から来たメンバー。
今現時点で組める最良のオーダーがこれなのは仕方ないとして、本来守備固めで出るような荒木がクリーンナップでセカンドに入れないといけないあたりしんどさをひしひしと感じる。
確か仙台で1試合セカンドスタメンがあった記憶があるけどさ。
あとはやはり7.8.9番。オスナと長岡が下位にいるってのは相手視点以上に自軍視点で安心感が段違いだなぁと。そりゃレギュラー選手だからそうなんだけどさ。
少し雨が弱まってきたところで定刻になり試合がスタート。
原樹理は今年は特に勝ちが付いてる日もよく打たれてるし、競ったとしてもロースコアにはならないだろうという勝手な予想。
先攻で始まるこのゲーム、村上のヒットなんかでチャンスを作るも点には繋がらず。というよりも繋がる気がしない笑
その裏でソトにライトポール際に先制2ランを打たれる。まぁ全然入るような打球ではなかったけど浜風に上手すぎるくらいに乗っかってそのままスタンドイン。これは仕方ない。
ライトの山崎の打球の追い方からして全然スタンドに入る感じではなかったからな。小雨かつ上空の浜風に煽られたとなるとそこまでダメージは大きくない。
そんなホームランもありつつ4回表ヤクルト攻撃中バッター荒木のところで雨が強まって一時中断。
少しすると弱まったので再開。荒木が四球からの村神様の同点2ラン。もうさすがとしか言いようがないというか、村神様頼りになっちゃうよね。
「中心に僕がいる。」
だなんて言える22歳がいるんですかね?もう本当に立派な4番になった。"日本の"4番になった。
そこからはロースコアで中盤はほぼ凍結状態。原樹理はよく頑張って8安打打たれながらも7回2失点でスイッチ。この開始遅延と中断を挟んで難しい状況の雨の中よく投げた。
ヤクルトサイドはランナーを出すのも一苦労といった感じで3安打。元々あまり得意でない今永はおろか後続のエスコバーや伊勢も捉えられない。
そんな雰囲気のまま迎えてしまった9回裏。
不調ながらこの状況では出ざるを得ない今野。1アウトから四球でランナーを出して佐野。
ここが問題のシーン。打球は放物線を描いてフェンス手前で打球が失速して直撃する。この時僕は目の前でプレーが続いてるコンマ数秒の間に
「まぁフェンスは越えないだろうな、しかし1アウト2.3塁で牧は嫌だなぁ」
と思った。おそらくレフトスタンドのちなヤクの殆どがそう思ったはず。ところが中継に入っていたショートの西浦にボールが戻ってきたその瞬間、
西浦さんがボールを地面に叩きつけるように投げ、転々としている間にランナー生還してサヨナラ負け
その時、レフトスタンドから
は?は?は?は?????
という声があちこちからダダ漏れて気が付いたら横浜の選手がホーム付近で盛り上がっていた。
で、一呼吸置いたタイミングでレフトスタンドから人が消えていく。自分はぼーっと横浜のヒーロー花火見てた笑
いやーいくらなんでもこの負け方はアカンすよ。
よりによって3年目の若手にレギュラー取られた形になってしまったベテランが今、絶好のチャンスが巡ってきた中でそれを最終回にやっちゃう?って。
たしかに分かるよ?野球やってる(た)人なら。送球するかしないか悩んだまま投げようとするとああなるのは分かる。だけど次の打者が4番の牧で、地面も雨で緩くなってる。そういう状況で無理にぐるぐる手回さないでしょ。
これが若手の武岡とか元山とかならまぁ仕方ない、勉強だよって擁護出来ると思うんだけど、西浦がそれをやっちゃうとなるとね… しかもセカンドの荒木もトンネル1個あったし普段控えのベテラン勢何やってるの?ってなるわな。
あんまり言いたくはなかったけど今年の快進撃って長岡のパワーが大きかったんだなと改めて実感した日でした。以上。