セリーグ公式戦 vs BAYSTARS@横浜スタジアム
2022.07.16@横浜スタジアム 天気:雨
コロナで大量離脱という未曾有の大災害に見舞われているスワローズ。案の定、ほとんどの野手陣を戸田から補充してのゲーム。
何でこんな狙い撃ちされてるかのごとくヤクルトの1軍選手に大量に陽性が出てるのか…
幸いにも豊橋のゲームと昨日の浜スタ初日の雨中止が2試合あってこの日も雨。現地に来た以上はやって欲しい気もするしやらなくてもいい気もしてる。いやメンバー揃うまでやらんでええわ!笑
雨の中入場すると練習をやれるグラウンド状況にないため内野キャンパス周りはシート。そして早々に18:15スタートのアナウンス。こういう開始遅延のアナウンスがされた時は、少なくとも観る側はやれないだろうって心構えでいた方がいい。というよりこのまま中止にしてくれ!
カッパきて傘さして試合開始を待ってたんだけど、この時点でレフトスタンドにいたのは自分やツバメ軍団の団員さん含めて15人くらい笑 本当にやれるのか?笑
という中でスタメン発表。
やはり山崎村上オスナ以外は戸田から来たメンバー。
今現時点で組める最良のオーダーがこれなのは仕方ないとして、本来守備固めで出るような荒木がクリーンナップでセカンドに入れないといけないあたりしんどさをひしひしと感じる。
確か仙台で1試合セカンドスタメンがあった記憶があるけどさ。
あとはやはり7.8.9番。オスナと長岡が下位にいるってのは相手視点以上に自軍視点で安心感が段違いだなぁと。そりゃレギュラー選手だからそうなんだけどさ。
少し雨が弱まってきたところで定刻になり試合がスタート。
原樹理は今年は特に勝ちが付いてる日もよく打たれてるし、競ったとしてもロースコアにはならないだろうという勝手な予想。
先攻で始まるこのゲーム、村上のヒットなんかでチャンスを作るも点には繋がらず。というよりも繋がる気がしない笑
その裏でソトにライトポール際に先制2ランを打たれる。まぁ全然入るような打球ではなかったけど浜風に上手すぎるくらいに乗っかってそのままスタンドイン。これは仕方ない。
ライトの山崎の打球の追い方からして全然スタンドに入る感じではなかったからな。小雨かつ上空の浜風に煽られたとなるとそこまでダメージは大きくない。
そんなホームランもありつつ4回表ヤクルト攻撃中バッター荒木のところで雨が強まって一時中断。
少しすると弱まったので再開。荒木が四球からの村神様の同点2ラン。もうさすがとしか言いようがないというか、村神様頼りになっちゃうよね。
「中心に僕がいる。」
だなんて言える22歳がいるんですかね?もう本当に立派な4番になった。"日本の"4番になった。
そこからはロースコアで中盤はほぼ凍結状態。原樹理はよく頑張って8安打打たれながらも7回2失点でスイッチ。この開始遅延と中断を挟んで難しい状況の雨の中よく投げた。
ヤクルトサイドはランナーを出すのも一苦労といった感じで3安打。元々あまり得意でない今永はおろか後続のエスコバーや伊勢も捉えられない。
そんな雰囲気のまま迎えてしまった9回裏。
不調ながらこの状況では出ざるを得ない今野。1アウトから四球でランナーを出して佐野。
ここが問題のシーン。打球は放物線を描いてフェンス手前で打球が失速して直撃する。この時僕は目の前でプレーが続いてるコンマ数秒の間に
「まぁフェンスは越えないだろうな、しかし1アウト2.3塁で牧は嫌だなぁ」
と思った。おそらくレフトスタンドのちなヤクの殆どがそう思ったはず。ところが中継に入っていたショートの西浦にボールが戻ってきたその瞬間、
西浦さんがボールを地面に叩きつけるように投げ、転々としている間にランナー生還してサヨナラ負け
その時、レフトスタンドから
は?は?は?は?????
という声があちこちからダダ漏れて気が付いたら横浜の選手がホーム付近で盛り上がっていた。
で、一呼吸置いたタイミングでレフトスタンドから人が消えていく。自分はぼーっと横浜のヒーロー花火見てた笑
いやーいくらなんでもこの負け方はアカンすよ。
よりによって3年目の若手にレギュラー取られた形になってしまったベテランが今、絶好のチャンスが巡ってきた中でそれを最終回にやっちゃう?って。
たしかに分かるよ?野球やってる(た)人なら。送球するかしないか悩んだまま投げようとするとああなるのは分かる。だけど次の打者が4番の牧で、地面も雨で緩くなってる。そういう状況で無理にぐるぐる手回さないでしょ。
これが若手の武岡とか元山とかならまぁ仕方ない、勉強だよって擁護出来ると思うんだけど、西浦がそれをやっちゃうとなるとね… しかもセカンドの荒木もトンネル1個あったし普段控えのベテラン勢何やってるの?ってなるわな。
あんまり言いたくはなかったけど今年の快進撃って長岡のパワーが大きかったんだなと改めて実感した日でした。以上。