YOKOHAMAN'S A GO GO

[NEVER SOLD OUT]なブログ

真夏の全国ツアー2019 セトリまとめ、総括




ここまで5公演分書いたわけだけども、相変わらず読みづらいし特に千秋楽はものすごい長くなったので改めてまとめを。

 

全公演分のセトリまとめ↓(※見づらい汗)


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ドキュメンタリー映画の公開直前にスタートし、公開を挟み、キャプテンの卒業発表があり、新キャプテンの発表があり、大阪2日目が台風で飛び、最後の神宮で大団円を迎えたこのツアー。
 
今年は4期生初めてのツアー帯同、ドキュメンタリー映画との連動、ミュージアムコーナー、生バンドあたりが目玉だったかな。
 
セトリの入れ替わりはちょくちょくありつつ、今年は映画の公開を挟んだことで映像、VTRの入れ替えが多くて映像班スタッフは本当に大変だったんじゃないかと。お疲れ様でした。
 
名古屋で流れた映像なんかはもう観れないのかと思うと少し寂しいけど…。
 
ミュージアムコーナーは去年のジコチューコーナーに近いものではあったけど、今年はだいたいどのメンバーも演出面、衣装面、バックダンサー等々にかなりこだわってお金もかかってた印象。
 
小道具、映像、SE無し、既存衣装でただ特異なメンツで歌って踊っただけのメンバーがほとんどいなかったしね。
 
1人1回限りじゃなかったお陰で全公演行かなくても観れたのは助かったw ホッとしたw
 
 
 
 
そしてこのツアー中、ずっと追っかけてた僕のこと、知ってる?。これぞ乃木坂的な光景に出会えて良かった。
 
このタイミングでこの曲が生まれてくれて良かった。やっぱり最後までさゆ含めて全員でやるところ観たかったけどね。でも良かった。
 
売れるにつれて各メンバー個人仕事が莫大に増えて死ぬほど忙しくなったけど、こうやってちゃんとグループを感じれたのが何より嬉しかったかな。やっぱグループなんですよね。和なんですよ輪笑
 
輪になると誰がセンターとかエースとか関係なくなるんだよね。乃木坂のいいところよね誰か1人にパワーバランスが偏らなくてエースと呼べるクラスのメンバーとかセンター経験者がゴロゴロいるところ。肩書き以前に1人のメンバーだもんね。
 
だからこの先も大事に歌い継いで欲しいね。
 

そして生バンド演奏。

こちらは乃木坂バンドメンバー↓

ストリングス隊 今野均さん
ギター城石真臣さん
ドラム西部好範さん (乃木坂関連は3回目!)
ベース木村将之さん(同じく3回目!)
キーボード伊賀拓郎さん(ワイの推しメン! ドームで遠過ぎて分からなかったけどいつもの方だった失礼しました汗)
ドラムバトルセッションからのインスト曲とても良かったです!!!

ストリングス隊 城元絢花さん

ストリングス隊 七海加奈さん
ギター香取真人さん
ストリングス隊 大浦萌さん
キーボード 紺野紗衣さん

ボイストレーニング? 亜美さん(衛藤美彩ソロコンサートではコーラスやられてた方)

ツアーでのバンド体制は初めてでやはり生演奏はいいなと。殆どの方々は2年前の生田絵梨花 MTV unplugged衛藤美彩ソロコンサートのメンバーの時のメンバー。
 
ストリングスは今野さんによるアレンジ、キーボードは伊賀さんによるアレンジってことで良かったのかな? とても良かったです。
 
飛鳥ドラムソロが大幅短縮されたのはまぁ体力面とか客のマンネリとかまぁ色々あるんだろうし仕方ないけど、名古屋のドラムバトルはなかなか良かった。
 
相変わらず華奢なのにあの存在感ある音は流石。どこからあの音出すパワーが生まれてるんだか…。
 
そしてなにより千秋楽の2小節分ボーカルトラックが先に入っちゃったトラブルにも上手く対応されててやっぱプロはすごいと失礼ながら思ってしまった。

本当にありがとうございました。
 
 
 
ここからは今年のツアーで個人的に目に留まったメンバーや曲など。
 
ダンスは挙げてる人多かったであろう4期生金川沙耶ちゃん。腕、脚、首がスラッと長くて綺麗なキレのあるダンスだった。これから絶対に面白いと思う。
 
歌部門はやっぱり生田、純奈、久保の中に入ってもさほど違和感なく食らいついて歌えてた賀喜ちゃん。
 
曲部門はやはり日常、そしてセンターの北野日奈子ちゃん。もう心配いらないかな?選抜をガッチリ支えてくれる主力になりつつあるところ。キラーチューンを手にしたのは間違いなく大きいよね。
 
あそこまで日常が盛り上がるとは思わなかったし、イントロ鳴った時の地鳴りすごかったな。間奏のダンスソロパートのオケも良いアレンジされてたな。


そんなところかなー。ツアーはやっぱり意外な子に目が留まったりすることもあるし、大人数グループとはいえ面白いところにフォーカスが当たることもあるから良いんだよね。
 
夏の終わりの神宮締めはやっぱり良いもんです。

そしてやはり避けては通れない桜井玲香さんのお話。ナゴヤドームのみ卒業発表前で、福岡ドームからは発表後。
 
発表から千秋楽まで本当に早かった。あっという間だった。まぁそれを一番感じてるのは本人だろうけど笑 
 
 
正直、卒業コンサートって冠の付いたコンサートはやらないのか…それがここまでやって来た功労者への対応か?って思った人も多かったし、自分も少しそう思ったけどやっぱり最後はグループのツアーの千秋楽で終わりたかったって想いはスピーチにちゃんと詰め込まれてた。
 
 
そしてもう当たり前になりつつあるけどツアー真っ最中に舞台を挟む強行スケジュールの中、本当によく頑張ったと思うし頭も身体もごちゃごちゃになりかけたであろう状況の中、ちゃんと両立したと思う。

グループ仕事と個人仕事きっちりやりきって最後を迎えられたのは本人としても満足だったんじゃないかな?
 
僕の中ではかつての1推し深川さんの卒業コンサートだった2016/6/16@エコパアリーナ、芸能界から引退を発表していた橋本奈々未さんの卒業コンサートだった2017/2/20@さいたまスーパーアリーナ
 
この2本のコンサートに匹敵するくらい2019/9/1@神宮球場のコンサートは素晴らしかった。
 
 
そしてスピーチ。


2019.9.2 00時00分 日刊スポーツ
桜井玲香「これからも乃木坂なんだな」スピーチ全文

 

 

時間にして7分35秒。ここまで触れなかったどうしてもこの神宮で終わりたかった理由、3年前の休業の話、そして未来の話、全部上手くまとめられてたと思う。

2014年が最初の神宮のステージ、それまで最大キャパが横アリセンターステージだった乃木坂には初めてのスタジアム。まぁ導線悪くて入場がさっぱり間に合わないし、メンバーは表情も動きも硬いし、ウェーブとかグダリまくって伸びた結果、アンコールは2曲削られるし。チケットの売れ行きとしては埋まってはいるけど見切れ販売なし。

んでそれが時たまメイキングとかで流れるお説教シーンに繋がるんだよね。おそらくSEIGOに怒られるんだろうけど。(この5年メンバーは成長してもSEIGOは一向に成長しないなぁ…笑)

泣きながら1曲目出たっていうのも、悲しみの忘れ方のエンドロールにあるよね。衣装着て紙を確認しながら階段で1人泣いてるシーン。

そういう経験があったからこそ次の年、ちゃんとリベンジを果たしてあの発言が生まれたんだよね。ちゃんと学習して準備して気持ち入れて臨めてたと思う。

からの次の年の地方公演の休業。音楽番組のプロモーションをちょくちょく休み始めたなーと思ったらお知らせブログ…。これに関してはほとんど、というより完全に触れずにここまで来てようやく清算したカタチなのかな。

自分も仙台のチケット持っててどうしようか…と思いながら行ったけど、やっぱりどこか物足りなくて…。

かつて旭川の人が5年前ツアー途中にアナフィラキシーで離脱したのを振り返った時、''大きなイベントを休むと他のメンバーとすごい差が開いた気がして引き目を感じる''的なこと言ってたっけな。まさにそんな状況、いや引退を考えてたレベルだからそれ以上だったんだろうな。
 
でも他のメンバーのみんなのおかげもあってか戻ってこれた。
全員で地方を繋いできて神宮に戻ってきたところで復活できた。その初日のオープニングが円陣からスタートだった。

正直心なしか痩せたな、大丈夫かな?ってずっと思ってたけどやっぱり安心感が大きくて、なにより復帰明けでいきなり台風の中、3日間全曲披露やりきったのは本当に流石だった。


そこで初めてみんなを守らないといけないと思ったっていう想いは初めて聞いた。どこのインタビューでも番組でも言ってこなかったはず。

そりゃそうだそんなの表向きにアピールする事でも無いし、そういう人でも無いし。
でも遅いかもしれないって言ってたけど、そんな事は全く無くて、というより元々たとえ冗談でもメンバーやグループを否定するような発言する人ではなかったしね。

そしてその想いが聞けてよかった。グルー
プの長として1番大事な要素を持ってる人で良かった。これに尽きる。

それ以降は乃木坂も個人もうなぎ上りに成長して忙しくなったけど、常に楽しそうにどの仕事もやっていたし、去年ついに乃木坂から2人目の東宝ミュージカル「レベッカ」に出て年末年始なんて東京の年末音楽特番と大阪での公演を3日で3往復するような多忙っぷりだったけどちゃんとこなしてたし。

やっぱどこか意識が変わったのは16年の8月だったんだなって。くっさい表現ではあるけど、みんなに愛された分以上に返そうっていうのがあったんだなって。
 
メンバーみんなを愛して守った結果、この満員の神宮球場、満席の全国の映画館でみんなに送り出せてもらえたのかななんて。
 
真夏さんが裏で動いてくれてたみたいだけど、今までのライブで1番OGが集まってたしね。一緒にやってきて少し先に巣立っていったたくさんのメンバーにも観てもらえたんだからこれ以上のことは無いよね。

そして将来の話。この時期に辞めていく1.2期生はスキャンダルでもない限り、やりきって卒業するメンバーが殆どの中、やりきったとかそういう訳ではなくて、これからも乃木坂を作っていくという発言。
 
元○○っていう看板を外したくて仕方ないけれど実際はそれ頼りになるアイドルが大半であろう中で堂々とこの発言をしたのはただただ流石だと思った。
 
俺の勝手なイメージだけど卒業する離れるっていうよりは、今いる場所から少し先に新しい道を開拓して舗装して、その先でみんなをまた待つ感じなのかな。
 
11月にすぐ乃木坂46からは2人目になる帝国劇場でのミュージカルが控えてる。本当に伝統あるロングミュージカルでキャストも大御所揃い。なにせWキャストの片割れが神田沙也加だもんなぁ…
この分野で本格的に頑張って開拓していくんだと思うとめちゃくちゃ楽しみではある。
 
 
やっぱ乃木坂だな!!!!!!
 
 
 



そして最後に8年間本当にお疲れ様でした。
 
 
 
かつての1推しが元の静岡エコパアリーナで華々しく卒業していった時、無事2推しから1推しに昇格したのが3年前
 
そのエコパアリーナでのとある光景を見てあぁやっぱりこれからはこの人なのかなーと思って気づけば3年笑​(これに関しては理由は言わない笑)
 
グループはみるみる大きくなり、今の1推しもかつての1推しも大きくなり、朝ドラに出たりCMに出たり有名ドラマ、映画のヒロインになったり。3年間は早かった笑
 
 
 
 

国民的アイドルグループだったAKB48の公式ライバルグループとして生まれて、右も左も分からない中、初代キャプテンに任命されて、1から全てを作り上げて気がつけばグループはここまで大きくなった。
CDは売れ、ドームスタジアムツアーは超満員、映画やドラマや舞台に引っ張りだこ、雑誌の表紙がズラリみんなメンバー、ラジオやテレビをつければ必ず誰かが出てる。
そんな状況になるまで長かっただろうし、今でもあんまり実感はないと思う。
 
ライバルグループとされたかつての巨大な国民的アイドルグループのキャプテンは絵に描いたような日本人の大好きなキャプテンシーを持ち合わせててそれがその人のイメージを作り上げてて、しかも確かリーダー論的な本まで出してて、そんな人が勝手に比較対象になって常にあなたにつきまとったと思う。
 
でもそんな中、そのライバルグループのキャプテンとは違う、自分に出来る事を確かめた上で自分らしいやり方でグループを束ね、作り、間違いなく土台に乃木坂らしい雰囲気やカラーっていうどこ探しても見当たらない唯一無二の揺るがないものを作った。
それが、あなたを中心に作られたもの、そしてあなたが持っていた理念が実は現代の理想のリーダー論そのものだって多分気付いてないと思う。あなたが8年間やってきたことは何一つ間違ってなかった。
 
普通に考えて幅広い年齢層の思春期の女の子の集団を束ねるって尋常じゃなく大変だと思う。
何せ自分もそういう時期真っ只中で加入してきてるんだから。
 
でも最前線で率いて戦っていくつも危機を乗り越えた末に最強のグループが出来た。
 
そのグループを率いていたこと、そんなメンバーと一緒にやれたこと誇りに持ってください。頑張ってきた結果がほんの一部のアイドルにのみ許された大きな超満員のスタジアムでのセレモニーなのです。みんなに自慢してください。僕らファンも同じこと思ってます。
 
間違いなく最高のリーダーでした。ありがとうございました。これから先の多岐にわたるご活躍とご多幸を祈念しております。
 
 
桜井玲香ブログ  2019.09.03(9/31に閉鎖予定)
 
 
 
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