セリーグ公式戦 vs GIANTS@東京ドーム
2022.05.08@東京ドーム 天気:晴れ
ここまで今カード2連勝。しかも2試合とも大勝。
3戦目は日曜日母の日ということでスコアボードが全部ピンク色の文字になり、選手はピンクの道具を身に着けて、審判もピンクの帽子を被る。
この日特有の光景で普段はなかなか観られないから楽しい笑 そしてビジョンに母の日メッセージが流れたりもする。
この日のレフトビジター席は簡単に取れたのでビジター隔離席ど真ん中から。
サイスニードと高橋の投げ合いでスタート。基本的には土日の試合がメインの自分は、今年の5試合の観戦試合の先発は高橋高橋サイスニード高橋サイスニードというw 2人ともここまで大崩れせずテンポ良く試合作れてる印象。
両軍とも守備で安定して凌いでいく。アンラッキーもあったりして、特に塩見の打球がことごとく阻まれてたのが印象的だったかな。
ここまでの2日間と違って中盤折り返しまでロースコアで進行。長打を上手く点に繋いではいるけど、その後ろをキッチリ抑えてビッグイニングにはさせずって感じの締まった試合。
同点のまま6回裏に巨人ウォーカーの2ランで抜け出す。すぐさま7回表にヤクルトは山田の犠牲フライで1点差。
ただ、1点差だろうがリードしてれば巨人は勝ちパ繋いで最後はここまで無失点の大勢に繋ぐだろうし、そうなったら点取れる望みは薄くなる。ヤクルトサイドは一刻も早く点取りたいけど、そうこうしてるうちに9回に。中継ぎ陣はコール、梅野、木澤と上手く繋いで0行進。
特に木澤のボールはエグかった。アベレージ152くらいかな?巨人の4.5.6番が150前後のシュートに全く合わない。去年の成績から考えたら信じられないくらいに伸びてる。いや、ドラ1が元々の才能を発揮してるだけかもしれんけど。
だけどあぁ大勢か…っていう半分諦めムードがレフトスタンドに漂う。でも復帰してたんですよねあの頼れる男が。
9回表、先頭代打川端が凡退からの
9番代打ムーチョ レフト線への二塁打
1番塩見 三遊間への内野安打
そして
2番山崎 初球をレフトオーバーの2点タイムリーツーベース
初球の155キロのストレートをドンピシャでアジャストしてレフトオーバー。いやぁ…見事過ぎた。しかも塩見も1塁からあっという間に生還。レフトから見ると塩見の異常なまでの速さ、走塁の上手さに驚く。特にサードベース、最終コーナーの周りの上手さよ。さすが最強のスプリンターw
この3連打で劣勢から大逆転。あっという間に興奮の渦のレフトスタンド。まさに観たかったこういう上手く打線が繋がる野球。しかもこのワードが適切かは分からないけど決めたのは伏兵。
元々巧打者だったとはいえ、どうしても守備固め起用が多かった晃大朗が決めたっていう感慨深さ。ここ最近、コーチ方針で早打ち気味だったヤクルト打線の中で球数を稼げる希少な存在が初球一振りで決めたということ。
そして大勢を打ち崩した初めてのチームであり、初めての打者という事実にひたすら興奮。
そしてヤクルトは最後、守護神マクガフが3人で抑えて終了。この日はしっかりとセーブが付き、落としかけた接戦を取った。
結果見事な逆転でした。そしてTwitterでは話題になってたけどなんとヤクルトが東京ドームで巨人に3連勝したのはなんと
1997年9月13〜15日以来の25年ぶり
らしいw 野村政権時代まで遡らないと無いというw
ノムさん時代は優勝→4位→優勝→4位というジンクスがあったのは有名で、さらに優勝した年は巨人に勝ち越していて、4位の年は巨人に負け越しているというデータがあったのも有名。この97年は勝ち越して日本一になった。
そのノムさん時代にも達成出来なかったまだ見ぬ球団史上初の連覇に向けて良いジンクスに乗っかれたのでは?
そんなことをぼんやり思ったりもするけどそこはやはり弱小球団ファン、前半折り返しまでは5割キープ、3位以内に居てくれれば去年みたいに…とやはり思うのでした笑
そして木澤がついに初勝利!少なくとも去年のフェニックスリーグが10月、たった半年後でここまで変わってこんな良いピッチングしてるなんて誰も思わなかったんじゃないかな?
木澤投手プロ初勝利おめでとう🎉
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) 2022年5月8日
試合後髙津監督とツーショット‼️#髙津臣吾#木澤尚文#swallows#チームスワローズ#熱燕 pic.twitter.com/Yk6L0FAp5h
中継ぎ適正があると見ていいのかな? しばらくは難しい場面での登板も多いとは思うけど、シュート活かしてガンガン攻めて詰まらせて欲しい。外れ外れ1位だろうがなんだろうが関係ないよね。
そんなこんなで東京ドーム2連戦が終わり。
明後日5月10日、また東京ドームの中に入れるよう祈願してドームを出ましたとさ。