12ヶ所24公演の旅
全て終わり今、名古屋までの帰りの新幹線の中でこの記事を書いています。
まず2月になってしまいましたがあけましておめでとうございます笑
どの会場のレポよりも先に来るのが全公演終わった感想という笑 まぁ言い訳をすると中途半端なことは書けないシリアスなツアーになってしまったこともあるので…
後々ちゃんと上げていくのでお待ちくださいませ笑
冗談はさておいて24公演終わった今の率直な感想はというと、あまりにカオスでいろんな感情が渦巻き過ぎていてよく分からないといったところ。
このツアーが終わってほしくない、ずっと続いて欲しいという感情も勿論あるし、日に日に枯れていって限界なんてとっくに超えてるRYUICHIの声を考えれば全公演終わってホッとしたという感情もある。
滅多に経験すること無い波瀾万丈なツアーをまだまだ感じたいとも思うし、エンタメとして興行が成立してるかどうか問わざるを得ないとも思ってしまう。
こんなRYUICHIなんて滅多に見れないし、これはこれで今しか歌えない歌だから楽しもうとも思うし、30年間日本のトップシンガーとして君臨してきた人でもこうなってしまうのか…という怖さも肌身で感じてる。
だからこそINORANが今日のメンバー紹介の時に言った、
壮大なオペラを観ているような気持ち
という言葉は極めて適切な例えだなと思った。
2019年12月、初めて外部プロデューサーを招聘するという大きなチャレンジの末にCROSSという名盤が産まれた。
その名盤を引っ提げたツアーが2020年2月に始まったがツアー2公演とFC限定ライブ2公演が終わった時点で強制停止。
そこから全公演延期を繰り返し、その過程で新潟公演が会場都合で消滅。やっとの思いで2020年末にSSA2公演の復活公演が組まれたが真矢がコロナ感染し当日中止。
2021年に入り上記のライブの振替公演をし、当初2020年5月にツアーのGRAND FINALとして組まれていた東京ガーデンシアター3公演を1年延期させて、ツアースタート公演-THE DAWN-という副題に変更して決行。
ここから11ヶ所22公演の地方公演がスタートするが、RYUICHIの喉が芳しくない状況の中ギリッギリのラインでツアーが続いていく。
途中の仙台公演でGRAND FINALさいたま公演を年明けにやることを発表するが、ワクチン接種会場としての機能が延期されることになった大阪公演がさらに延期され、さいたま公演の後ろになる。
結果Tour 20202021と銘打たれていたツアーが202020212022となる。
2021年12月末のトークライブにてRYUICHIが喉の手術をするためにツアー完走後、LUNA SEAは一時の活動休止に入ることを発表。
本日GRAND FINALを加えた12ヶ所24公演のツアーが完走する。
あくまで書き出したのは起こったことに対する表面的な概要の部分のみではあるけれど、これを壮大なオペラでないというのならなんと例えればいいのか。
このオペラがカーテンコールまで全て終わった今、どこかふわふわしていてよく分からない感情になっているのが今の自分。
ただ図太く明確に残されているのは、世の中もバンドもこの未曾有の事態の真っ只中でツアーを完走させたという事実。その全てのステージを運良く観ることが出来た自分がいるという事実。
今後世の中が2019年以前のように戻って、RYUICHIも喉の手術が成功して元の声に戻って、いや更に出るようになってツアーをまたやったとしても同じ感情にはならないと思う。貴重なのかもね。
このよく分からない感情は大事にしまっておこうとだけ思ったのでした。
何を言いたいのか全く伝わらないブログになりましたが、ひとまずメンバーの皆様、スタッフの皆様、参加された全てのファンの皆様、その他関わった全ての皆様、制約が多く常に気を張っていたツアーだとは思いますが本当にお疲れ様でした。
おそらくこのツアーを忘れることは無いと思う。
今日は新月。終わりは始まり。
またRebootするのを待ってます。では。