テレビ朝日 ドリームフェスティバル@幕張メッセ9〜11ホール
かなり空いてしまいましたが、久しぶりの更新。
日本全国いろんなフェス、イベントがありますが一体なぜこのラインナップなのかという並び笑
見事なまでのSONTAKUメンツw
誰へのSONTAKUなのかは言わなくても分かるね？
？「この先は…言わせないで？(棒)」と某大手ハンバーガーチェーンCMみたいなセリフ言わんばかりのメンツ、まぁこのメンツ明らかにLU○ATIC FESTかVISU○L JA○AN SUM○ITだしねw
台風がよりによってフル完必至の初日関ジャニ日に通り過ぎ、3日目のこの日はなんとか決行。天気は悪かったけど払い戻し対応ありに。
そして何より個人的にはやはりずっと書いていた某ボーカルさんのポリープ手術後の初ライブということ。オペから12日という強行どころじゃないレベルのスケジュール。
どうなるのか…
ということでGO！
2019.10.14(月祝) 幕張メッセ9〜11ホール
天気:雨
開場 14:00
開演 15:00
場内は3ホールぶち抜きで一般完売後の復活で買った自分は92列目w ステージはまぁ遥かに向こうにポツンと顔出す島みたいな感じw
花道も見えないし幕張特有のあの憎っくき柱は本日も健在w
後方席向けのスクリーンが見上げると良い角度にあってそれが救いといった感じですかね。
前2日より年齢層も高かかったと思われる。
前説、オープニング
テレ朝のアナウンサー2人とマスコットによる前説。女性の方はMステの人だったかな。
あまり覚えていないのでスルーで笑
ということでザーッとバンド別にいきませう！
M1 マスターピース
M2 瞬間センチメンタル
M3 STANDARD
M4 ハルカゼ
M5 Fuzzy
M6 テイクミーアウト
M7 SCANDAL BABY
ワタクシ的には初めて！そしてほぼ曲を知らない状態でのライブ。
正直な感想を言いますと、ナメてましたさーせん汗汗
あんまり良い音響ではない会場どころか国内トップクラスに悪い屋内会場ではあったんですが、ギター1本ながら音が厚い！良い刻み！！そしてそれに負けないボーカル！
と言った印象でしょうか。思った以上に激しい曲が多くて、髪振り乱しながらパワーコードガンガン系のプレースタイルで強めに行く感じ。大きい会場で、硬派なバンドが並ぶ中このスタイル貫いてトップバッターとして突っ込んでいった度胸も素晴らしい。
そりゃあガールズバンドがセールスや動員面でトップクラスに食い込むのが難しい国日本ではあるんだけど、その中でもトップクラスの知名度、実力なわけだ。
新しいアルバムからの曲とシングル組み合わせた感じのセトリだったのかな？BLEACHの主題歌とかあったんやね(原作派でアニメは全然観てなかった…汗)
そしてバックの映像も持ち込まれてましたね。歌詞表示ありの曲もあった。間違いなくアウェイだったと思うけど、ちゃんと世界観は作り込んでて伝わってきました。7曲きっちり楽しませて頂きました。
THE ORAL CIGARETTS
M1 BLACK MEMORY
M2 What you want
M3 僕は夢を見る(Redone)
M4 Don't you think(feat ロザリーナ)
M5 WARWARWAR
M6 狂乱 Hey kids!!!
M7 カンタンナコト
M8 Love(Redone)
いっつもボーカルのあの独特な喋り方に呑まれるんだよねぇ笑 っていうのはひとまず置いておいて、元々V系ルーツのバンドだから全くと言っていいほど違和感ないんだよね。
「今日のバックヤードは、右を見ても左を見ても神様ばっかり。神々しいです。なんで僕らなんでしょう？と思いながら、ステージに立っています（笑）」と言ってたけど、やっぱそんなに違和感は無かったね。
(今日出てるような)先輩達の黄金期を見て憧れてた、でも憧れるだけではなくて自分達が新しい時代を作らないといけない的な事を仰っていたのはとてもカッコよい。
そんなかっこいい事言ったと思ったら、いきなりスイッチ切り替わってWARWARWARで狂気な面を観せられて流石に呑まれた。
オーラルもまたバック映像を持ち込んでて、特にそのWARWARWARあたりはいろんな意味でけっこう重めハードな映像だったりして、正直それをフェスに持ち込んだのはすげーと思ったな笑
まぁ今回はアウェイなのかホームなのかよく分からないメンツだとは思うけど、2番バッターとしてかなり濃密なライブを観せて頂きました。
M1 元カレ殺ス
M2 死 ん だ 妻 に 似 て い る
M3 抱きしめてシュヴァルツ
M4 暴れ曲
M5 首が痛い
M6 令和
M7 女々しくて
M3 抱きしめてシュヴァルツ
M4 暴れ曲
M5 首が痛い
M6 令和
M7 女々しくて
この日ある意味1番楽しみにしていたバンド。
まず当たり前ではあるけど、
・転換の時間が短い(そりゃそうだ)
・リハで音を出さない(そりゃそうだ)
・お立ち台が用意される(そりゃそうだ)
・ドラムセットが超簡素(そりゃそうだ)
そりゃそうだ笑 そんな転換中からもう既に引き込まれた笑
のっけからいきなり
モ！ト！カ！レ！コ！ロ！ス！
でスタートは流石すぎた…笑 ベースは今年のフェスセトリと同じみたいだな。
そして抱きしめてシュヴァルツ。やはりやってくれた…www
SUGIZOみたいなギタリストになりたいと言ってた喜矢武さんがギターソロでバイオリンケースを取り出してバイオリン弾くのかと思いきやなんとSUGIZOtube言いながらラーメンを食い始めたwww
しかもSUGIZOtubeのロゴもちゃんと手作りするというwww んで、2回目のギターソロは何やるのかと思いきや、本物のバイオリン持って、めちゃくちゃゆっくりにキラキラ星の生演奏を若干音外しながらも成功させるwww
ギターは演奏しないのにバイオリンは生演奏するというww本当素晴らしいww
そして樽見酒は真矢のようになりたい、真矢と言えば回転ドラムとなり壁に貼り付けられて回転するというwwwww
このレジェンドクラスの先輩バンドをいじっていくメンタルの強さ、流石ヴィジュアル系最後の継承者なだけある笑
というより彼らなりのリスペクトをめちゃくちゃ感じたかな。W系ルーツを公言してるし、当然知らないと出来ない事だしね。
新曲首が痛いもGLAYチョップ煽ったりしてたしね。首が痛いもなかなかな歌詞だったなw
ってな感じで初めて観て感じたのはとにかくご新規さんに優しいなってこと。振りやらダンスやらあるんだろうけど分かんないだろうから手拍子でいいよーってずっと言ってるし、曲によってはスクリーンで誘導もしてくれるし。
いろんなフェスに引っ張りだこにされる理由がよく分かるし、思った以上にかなり真面目だなと思うステージでした。
GLAY
M1 ALL STANDARD WITH YOU
M2 VERB
M3 Flowers Gone
M4 JUST FINE
M5 everKrack
M6 THINK ABOUT MY DAUGHTER
M7 AMERICAN INNOVATION
M9 My name is DATURA(short ver)
GLAY始まった途端、空気が一変した気が。来場者の大半がここからの3バンドのファンとは言えALL〜がアカペラだったから余計に真打登場といった感じに。
外向けフェスでHOWEVERも誘惑もBELOVEDも彼女のモダンもサバイバルもやらないとは思わなかった。
金爆が生演奏では無かったからとはいえかなり爆音で突き抜けるTERUのボーカルがあのクソ音響の中に響き渡ってたのは流石すぎた。
音の話で言えば前3バンドよりもバンドサウンド強めで音量も大きかったのにね。
そしてGLAYもまたバック映像持ち込みでしかもかなり面白く、過去のジャケットのコラ映像や、ジャケットの自分達の口がパクパク動いてoh!yeah!と言ったりかなり凝ってた笑
しかも途中、ロゴ入りのバルーンまで客先に投入w 完全にワンマンライブに。TAKUROは脱いでHISASHIと一緒に度々花道へ出て来たり。
些細ではあるけどやっぱり当たり前にドームクラスをこなすバンド故、花道の使い方は本当に上手い。ここが前3バンドとの差なのかなー。そりゃベテランだし経験も豊富っていうごく自然なことであるけどね。
そんな感じでさすがの大御所。空気を一変させました。
LUNA SEA(※一応この日唯一細かく覚えてるバンドなのでここだけ曲ごとに書きます)
↓先にセトリ
月光(ヴェートーベン原曲)(SE)
M1 STORM
M2 TONIGHT
-MC-
M3 宇宙の詩〜Higher and Higher〜
M4 gravity
-MC-
M5 悲壮美
-MC-
M6 IN MY DREAM(WITH SHIVER)
M7 ROSIER
いよいよ大本命。散々書いてきたようにRYUのポリープ切除から12日。普通の人間なら入院、筆談なんだけどこの人は一体人間なのか…
転換はいつも通り進み、爆音でサウンドチェック。アンプやドラムセットはいつも通りやね。
そして定刻から数分だけ遅れてスタート。
月光(ヴェートーベン原曲)(SE)
至っていつも通り。オープニングSEを持ってきたのはLUNA SEAだけだったな。
そしてメンバー登場、大歓声。4人それぞれ手慣らしに音を出してSUGIZOが引っ張って↓へ
M1 STORM
絶対やるとは思ってはいたけれど超大型台風が過ぎ去ったドンピシャなこのタイミングでの1曲目がSTORM。イントロ鳴った時大歓声でRYUの「幕張いくよー！！！！！」にて幕開け。
RYUちゃんと声出ててよかった(ﾎｯ)でも入院生活からかやっぱ痩せたな、、、、、
でもあんまり無理な発声してるようにも見えないのに圧巻の歌声。本当に化け物かよ。
楽器隊も安定したパフォーマンス。ただSUGIZO、やっぱりこちらもヨルダン帰りの風邪気味なのか少しお疲れの模様。音は全くそれを感じさせなかったけど。
M2 TONIGHT
STORMのアウトロでINORANが前に出てきたから来るかな？と思ったらやはりあのリフに。
頭からシャウトのある曲だけど、原曲通りしっかりシャウトしてる。病み上がりでも抜かないのね。
今年の武道館2日目、頭っから1サビまでほとんど客に歌わせたりなんてこともあったけど今日は全部自分で歌うというw
ただただすごい。本当にオペ明けの人なんだろうか？
そして1回曲が終わり、また始まりシャウト→C&Rという流れもいつも通りに。シャウトからのSay!Say!Say!Say!c'mon!もいつも通り。
-MC-
2度目のお呼ばれありがとうございますという話と30周年を迎えたお話。そして
RYU「語れば涙
聞くも涙
思い出しても涙
でも幸せいっぱいの30年でした。」
からのガンダムの曲やりますで曲へ。
M3 宇宙の詩〜Higher and Higher〜
良いキラーチューン手に入れたよ本当に。
今年はずっと前半MC明けでこの曲やってるね。
この曲やってる時はホント5人が活き活きしてるし音も活き活きしてる。
そしてギターソロの時、SUGIZOの隣来て手でヒラヒラやるの好きだねw
M4 gravity
今年の定番の流れ。安定してきたな。
ここまで4曲楽器隊も大きなミスもなくRYUもオペ明けとは思えない安定感。ただただ素晴らしいパフォーマンスでこの頃には幕張は完全にホームになってたな。
この曲もまたアウトロにシャウトが来るけど少し張り上げつつ、かつ無理してる感じもなく綺麗に出せてた。もう声の心配なんてとうに消えてたな。
-MC-
RYU「今夜の幕張のみんなに送ります、悲壮美。」
とだけ言って曲へ。
M5 悲壮美
結果、I for youをやらなかったのでまさにそんなポジションに。まぁ92年に原曲が作られていてそこから派生したI for youとは一卵性双生児みたいな関係の曲って言ってたしね。
バラードっていう歌が前面に重視される曲で、この日綺麗に歌えてたのは何度も言ってるけど本当にすごい。
この曲、歌詞はRYUの肺腺癌を受けての遺書的な意味が込められていて、ボーカルレコーディングはオペ後っていうこれまたドンピシャな曲。今年ずっとやってるとはいえズシリと来たな…。
ポリープとはいえ本当に綺麗に取れてよかったし、表向きには何の影響も無くてよかった。
-MC-
ニューアルバムが完成して何事もなければ手元に届くだろうというお話。そしてアルバムツアーを来年やる話を簡潔にしてからの煽りからの次の曲へ。
M6 IN MY DREAM(WITH SHIVER)
シングルとはいえおっ！！となるような選曲。
そっかDREAM FESTIVALだもんな笑
ただ完全に俺の勘違いな気もするんだけど、原曲はもちろんいつもよりテンポが遅めだった気がする。
そしてなんとイントロで銀テープ発射という珍しいパターン。RYUICHIさんは相変わらず歌詞が混ざり、2回ほど歪みまくっていたw
ワンマンでは無いからか歌を客に振ることはほとんどなくここも自分で歌い上げてた。
M7 ROSIER
その勢いまま最大の代表曲へ。やはりファン以外の人もこの曲への反応は良い。
この世界〜は上歌ってたな。間奏のJの兄貴のマイクは音悪すぎて何言ってる全然聞こえなかったけど、いつも通りマイクを後ろへぶん投げておられました笑
そして最後どうもありがとうー！！でRYU始め4人が捌け、SUGIZOのみ残って弾き続け、足元のフットスイッチで音を伸ばして伸ばして最後スイッチ切って終了という武道館2日目に似たパターンで終わりました。
RYUがしっかり歌えててただただ良かったし、予想を遥かに超える歌を見せてくれた嬉しさったらなかった。
前4バンドが映像やら演出を持ち込む一方でLUNA SEAは映像も軽くMVをバックに流すだけでほとんどシンプルにライブを進めていて、それなのに圧倒的な存在感を示すあたりいつものLUNA SEAを観ていただけなのにライブバンドの底力見せつけられたな。
ポリープくんを巡る戦いは無事勝利ということで笑 これからも健康で楽しく音楽やってください…。アルバムとツアー楽しみにしてます。
-OPENING-
M1 HERO(feat Katy)
M2 HURRY GO ROUND(from hide)
M3 RED SWAN(feat 清春)
M4 RED RHAPSODY
M5 MIRACLE
M6 WIithout you
M7 紅
-Drum solo-
M8 Kiss the Sky(Vn SUGIZO)
M9 ART OF LIFE
M10 ENDLESS RAIN
案の定いつまで経っても始まらない笑 20〜30分の遅刻ww からの定刻過ぎてるのにTwitterやってるしw フェスなのに完全にいつも通り笑
そして暗転するとオープニングにWe are Xの動画。まぁ既出映像だよね笑 ってかこれを遅れてる時間に流してよw
そしてケイティを呼んでのHEROから始まり、ハリゴー。去年のXのライブやYOSHIKI CLASSICALでやったアレンジと同じ。
まぁなんというかYOSHIKI CLASSICAL出張版と言った内容で自分が歌えない以上、たくさんボーカルを呼んで入れ替わり立ち替わりやっていくスタンスはいつもの通りだけど、やっぱ凄いんだな。
あの人の手にかかるとボーカルがパワーをめちゃくちゃ引き出されるような気がする。
なんて思いながらも自分はもうチラチラ時計を見ながら終電の時間との勝負が始まるw
このまま終わるわけないし、と思ったらやはりSUGIZOがこの日の全出演者を連れてきて、しかも何故か3年前のVISUAL JAPAN SUMMIT出演者を大量に引き連れての最後のお祭りがw
M1 X
ボーカル:多数
ベース:JIRO
ドラム:真矢
無敵フラッグ:GEORGEほか多数w
で2019年版無敵バンドのXがスタートw
いやいやあなた(YOSHIKI)主催のフェスじゃないでしょw と思いつつもステージにはものすごい人数のミュージシャンがいてみんなでXジャンプするのは本当に楽しいw
だけどやっぱり時間が来てしまい、最後のTERUのPSYCHEDERIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK!!!という声を聞きながらあえなく退場w
かなり後方の出入り口付近の席だったからYOSHIKI始まったらあたりから客がごっそり帰っていくのを見てはいたんだけど、やっぱ自分もそうなってしまった虚しさと来たら無かったな笑
・幕張は長距離遠征
・YOSHIKI×幕張の時は必ずホテルと次の日の休みを取る
↑これ肝に銘じておきます笑
そんなこんなで非常に楽しい1日でした。
前半の若いバンド、後半の大御所を両方楽しめる珍しいラインナップが今後またあるかどうかは分からないけどみんなどのバンドもずっと音楽やっててください。以上です。
左から
①89年メジャーデビュー前後のYOSHIKI
②95年から現在にかけてのYOSHIKI
③91年アルバムJealousyのジャケットYOSHIKI
④90年から91年頃のYOSHIKI
