LUNA SEA -RELOAD-@さいたまスーパーアリーナ Day1
失意のどん底に叩き落とされた開演1時間前の延期発表から3ヶ月。ついに我がホーム、さいたまスーパーアリーナにLUNA SEAが帰ってきた。
当時の失意が伝わる!?走り書き↓
https://bluebloodorange.hatenablog.com/entry/2020/12/28/233651
あの日ほどコロナを憎んだ日も無いし、あまりのショックに年末〜年明けもずっと引きずってた笑
そもそも2020年の2月以降のツアーが全て延期になり、それでも50%以下で12月に単発2本やるよってところでそれすらもこの延期。
有観客ライブが延期になる、しかも開演直前発表ってなかなか体験することではないし引きずるのも無理ないよね?笑 こればかりは引きずらせてください笑
まぁとはいえ真矢も無事回復。からの振替発表。そして気が付けば3月27日。
前日に全員検査陰性だったとツイートがあり↓
https://twitter.com/lunaseaofficial/status/1375281352719826945?s=21
メンバーもファンも待ちに待ったやっとの思いでこぎつけたこのライブ。レポの記事書くのが久しぶり過ぎておそらくめちゃくちゃな文章になっちゃってるとは思うけどぼちぼちいきます笑
2021.03.27(土) さいたまスーパーアリーナ 天気:晴れ
開場予定 15:30
開場 15:30
開演予定 17:00
開演 ?
一部終了、休憩スタート 18:10
二部スタート 18:32
二部本編終了 19:23
アンコールスタート 19:33
アンコール終了 ?
RYUICHI(Vo)
SUGIZO(Gt.Vn)
INORAN(Gt)
J(Ba)
真矢(Dr)
e+streaming+とZAIKOにて有料配信あり。
※一部アーカイブ配信を観て補完してます。
セットリスト↓
-OPENING-
M1 LUCA
M2 Dejavu
-MC-
M3 Closer
M4 Pulse
M5 PHILIA
-MC-
M6 宇宙の詩〜Higher and Higher〜
M7 静寂
-MC-
M8 Hold you down
-MC-
M9 悲壮美
-INTERMISSION(SE:THE ONE-Clash to Create INST ver)-
-月光(SE)-
M10 LOVELESS
M11 BELIEVE
-MC-
M12 STORM
M13 TRUE BLUE
-MC-
M14 IN SILENCE
-MC-
M15 I for you
-MC-
M16 ROSIER
M17 TONIGHT
-ENCORE-
-MC-
EN1 Make a Vow
-MC-
EN2 WISH
-MC-
EN3 so tender…
-CURTAIN CALL-
-(SE:① MOTHER piano ver)-
-(SE:② DESIRE piano ver)-
今回は概要発表の時点で以下の条件があり↓
・動員数はキャパの50%以下
・よって前後左右一席空きでの販売
・奇数列、偶数列に分けて規制入場
・途中20分間の換気タイムあり
・入場時検温+手消毒あり
・チケットもぎりはスタッフの前で自分で行う
・声出し禁止
その後3月に入り緊急事態宣言が解除されたことでチケットの追加販売がスタートし、開演時間が早まる。
※12月中旬に''クロラス酸水による空間除菌をします''の項目がしれっと追加される。
※12/26の初日当日に医療従事者への応援としてブルーライトフィルム配布の項目も追加。指示されたタイミングでスマホに貼ってライトを点けてくださいとのこと
入場がなんとか無事にスタートし、まず第一段階をクリア。だいぶホッとしたね笑
中は入ると安定の天井下げ笑 まぁこのご時世だしということにしておこう笑
そういえばいつも入場時に配られるウェルカムパンフ。今回はやはりこのご時世だからか配布されず、代わりにメンバーのコラボ商品広告、ソロコン告知等はスクリーンにて流される。あれも立派なアイテムだから手元に保管しておきたいけどまぁ仕方ないかぁ。
そして客席も埋まり始め、定刻を十数分回ったところで暗転。いよいよ3ヶ月越しのリベンジがスタート。
冗談と誇張抜きに震えた。久しぶりに動悸が凄かった。薄暗い会場の座席で無事に幕が上がるのか、幕が上がったのか、よく分からないいろんな感情の狭間にいるこの感覚は今後も大事にしたい。
-OPENING-
SEは月光ではない曲で、リアタイでは判別できず、後々調べても分からない。オリジナルかな?
わりと激しめなんだけど民族音楽っぽい歌も入っていて、マーチング的なパーカッションリズムもある。オープニングとしてかなりかっこよく、アガるSE。この曲めちゃくちゃいいぞ。
歴代のオープニングSEの中でもトップクラスに好きだと断言できる。
照明もこの曲に合わせて激しく点滅、途中メンバーが入場。いつものように客の絶叫は無く、ただただ拍手があるのみ。
そしてLUCAのイントロに入る。
M1 LUCA
真矢のカウントからスタート。あぁこの瞬間を待ってたんだなと。奴隷一同この真矢のカウントを待ってた。喉から手が出るほど待ってた。カウント〜イントロの一音目からジーンときた。
きたんだけど、音響が悪すぎてギター2人とベースの音のバランスがぐちゃぐちゃな上にINORANが音外しまくってたことでかろうじてLUCAと判別するのがやっとだったw
いやドラムの刻みがしっかり安定しててこれはやはりさすがなんだけども他楽器隊の音響、演奏は「あっこれはマズイぞ」ってレベルw
とはいえそこにズドンとブレないRYUICHIの歌が乗っかってきてなんとか曲を成立させてる。やはりこの人の歌はすごい。この環境でも左右されず、引っ張られずしっかりと土台となってカバーしてる。修正がいらないボーカルって言われるだけある。
メンバーの衣装や髪型なんかはだいたいいつも通りなんだけどINORANがドレッドにハット。ドレッドなんだけど、2000年終幕頃のINORANというよりはなんだか2011年くらいのhydeに似ててかっこいいね。やはりイケメンはイケメン。
約1年4ヶ月前、2019年12月22日にここSSAでやったルナクリ2019の2日目の最後に披露されたのがこのLUCA。
あぁ来年ついにこの曲からツアーが、LUNA SEAの新しいアルバムの世界が、30周年を締めてまた新しいバンドの歴史が始まるのかと思いに耽っていたのが懐かしく感じる。あれからアルバムCROSSの世界は止まったままだったな。
そして照明で明るくなった時ステージ全体が明るくなったわけだが、なんと今回は背景にモニター、装飾が無く、暗幕すらかけないスタンド席剥き出しの状態だったことに気づく。
いよいよ #LUNASEA -RELOAD-、始まるよ!約13ヶ月ぶりのライヴ、既に開演前から感動してる。みんな、もうすぐやっと逢えるね。最幸で最狂の瞬間を共に!SGZ pic.twitter.com/5Eztdwz3Jf
— SUGIZO (@SUGIZOofficial) 2021年3月27日
昨日、本日とLUNA SEA -RELOAD-が行われました!
— 【公式】パール楽器製造株式会社 (@pearl_drum) 2021年3月28日
見事復活を遂げた真矢さんの新しいドラムセットは2バスのe/MERGEを中心にウィング(羽)をイメージしたものでLEVIN (@levinondrums)さんがコーディネート。パールのアイコンラックシステムをフルに使用したセットとなっています。#LUNASEA pic.twitter.com/yEbxmILlK8
↑上のツイートの2枚目、下のツイートの3枚目の写真で分かるだろうか。スポットライトかなんかの機材が置いてあるのも確認できた。
元々派手なセットを組むバンドでは無いし、かつて96年.98年の横浜スタジアムなんかもバックは何も置かずバックスクリーン剥き出しの状態でやってはいたけどね。
でもそんなLUNA SEAのルナクリ2019なんかは上下動するモニター付きの十字架スクリーンだったりして金掛けた感じはあったしね笑
巨大かつ高画質な壁がドンと構えるのが当たり前なこのご時世ではまず珍しい。
どうしても没入感に欠けるなと思ってしまったし、こういうところに経費削減の波が来ているのだろうかと思うと少し悲しくなったりもする…
が、かつてセットが強風によって倒壊し廃墟と化した時も、その瓦礫の山の前でライブを強行したバンド。悲しさは一旦置いといて別に似合わないわけでも無いんだよな。
何はともあれ無事にライブがスタートした。このLUCAの世界観が演奏を重ね、練り上げられてきた頃にはとんでもないことになってるんだろうと思う。
M2 Dejavu
そしておなじみの流れへ。イントロ特効は無し。安定のイントロに客席の奴隷もおなじみのヘドバン。1曲目LUCAの時はやはり緊張感が強かったオーディエンスも''2曲目 Dejavu''の安心感と安定感からか緊張から解放された感がすごい笑
とにかくこの''2曲目 Dejavu''という字面、音にめちゃくちゃ安心する笑 スコンスコン抜けていく気持ち良いスネアの音にも一安心。
そういえば個人的には真矢の電子ドラム聞くの初めてだったな。まぁアリーナ規模、しかも今日の悪い音響の中で、どうのこうの言うのは難しそうなのでホールツアーが再開したらその辺は書きたいと思いますね。
そしてギターソロ明け、いつも客に歌わせるところどうするのかとおもいきやRYUICHIさんなんと「あなたさえ〜あなたまで〜」とウィスパーボイスで歌い始めるwww これぞ囁き戦術ww
なるほどこの手があったか笑 今日はいつも客に歌わせるところはこうしていくのかと思うとなかなか面白くなってきた!笑
-MC-
いつも通りRYUが少し喋ったあとここで真矢が紹介される。RYUがマイクを真矢に渡す。
真矢「年末のことはすいませんでしたっ、その分今日は倍返し、いや100倍返しだっ!!!!」
いやそこ1000倍返しじゃないんかい!!と思ったけど元気そうに語っていたのでまぁ許そう!!!!笑
別に怒ってはないけど笑
そしてRYUICHIさん
「また盛り上がれる日を引き寄せましょう!待つんじゃなくて!!」
うーんこの男やはり流石である。この男なら本気で引き寄せられそうな勢いがある。大雪も台風も強風も引き寄せたバンドのフロントマンなだけある。
M3 Closer
ついに初めてライブテイクを聞くことになったが、まぁここでも音響の悪さが本領を発揮してしまいイントロからぐちゃぐちゃに聞こえる…笑
曲前にネクソン〜クローサァ〜!ってRYUが言わなかったら何やってるか判別付かないくらいに酷い。
とはいえ曲が進んでいくとやや前ノリでCD音源を遥かに超えるかっこよさ。
若い頃だったらテンポ上げてやるんだろうななんて思いつつ、MC明けということもありどこか落ち着いた演奏を見せてくる。
LUNA SEA的美学というかセオリーに当てはめるとこの曲はCDでもライブでも2番に来るような曲なんだけど、スティーブ(リリーホワイト)マジックが降りかかって3曲目になった。
かつてG.がそうだったようにCDでは2曲目→ライブで3曲目みたいなポジションがものすごくしっくりきた。
ただこの日のテイクはRYUがややきつそう。もちろんしっかり歌えてるし、さほど心配するほどのことではないんだけど高音が若干ね。
この曲は今後も定番化させてもっとブラッシュアップさせてくれ!!!!
M4 Pulse
closerのアウトロからJが前に出てきたと思ったらこの曲のベースソロイントロへ。CD音源だとめちゃくちゃポップでLUNA SEAの曲の中ではかなり軽快な方に入るであろうこの曲だけど流石はライブバンド、生で聴くとかなり重厚でなかなか骨太なサウンド。
ここでもやはり、特にCメロなんかでややきつそうなRYUICHIさんですがやはりしっかり歌い上げる。アウトロのシャウトのきっちり張り上げておられました。
終始聞こえてくるファルセットのコーラスはINORANのようで、ここまで4曲の時点でもINORANがかなり歌ってるのがよくわかる。
コーラスもSUGIZOのみ、SUGIZOとツイン、RYU自身の声の被せとか色々あるけどINORANの声はズバ抜けて目立つことに気づいた
M5 PHILIA
Pulseのアウトロからフィードバックで引っ張ってイントロへ。この曲のイントロもまた生で聴くと重厚感がものすごい。ひたすら厚い。この頭の数秒で既にライブ映えというかライブ化けがすごい。。。。
CD音源の時点でかなり壮大な曲なのに更に壮大になってる。こういうタイプの曲が前半の中核に来れるのはかなりの強み。
ひたすら選手層が厚い。サウンドも厚い笑
そしてギターソロ前はまたシャウト。決して調子が良いわけではなさそうなのにこれまたCD音源とは比べ物にならないレベルの凄さ。
そこからギターソロ→Cメロ。なんと
Jがベースを背中に背負ったままステージ後方に用意されたピアノを弾き出すww
まじかよw ドラムセット裏が小上がりになっていて階段があったとはいえここまで大きなピアノの存在に気付かなかったのは不覚…
ピアノ+ボーカルのCメロからまたバンドが戻り、Jはピアノの前で再度ベーシストに戻る笑
そこからアウトロに差し掛かったところでまたピアノに戻りベースを背中へ笑 もう自分でも何書いてるかよく分からなくなってきた笑
アウトロのピアノを見事弾き終えて曲は終了。
そしてRYUICHIが「on Bass&piano J」と紹介して大きな拍手。
-MC-
RYU「会場全体が小宇宙になって、LUNA SEAという名の小宇宙になって、側から見たら何なんだこれは!っていうものをみんなと作っていきたい」的なこと仰っておりました。
なんだこれは!のところで岡本先生的なとも笑
このご時世で人と人との距離は離れたけど、心の距離は離れてない的なお話も。これは今後繰り返し言いそうだな笑 先程のMCに続き再び引き寄せるってお話も。
ここのMCパートは短めで曲へ。
M6 宇宙の詩〜Higher and Higher〜
ここでステージ上空からミラーボールが登場。
2019年に使われてたガンダムっぽい宇宙ステーションの映像は今回は無し。
CROSS軍の中で1番演奏されてる曲だからか流石に完成度は高い。考えたらもう2年近く前から演ってるもんねぇ。
ギター隊2人は荒っぽい演奏だけどここまでの曲の中ではかなりまとまってる方かな笑
なんかあれだねこの曲は存在感といい、安定感といい終幕前から定番曲としてやってきた曲達と肩を並べるくらいになったね。そのくらいにLUNA SEAを見せる時の名刺代わりになってきたと感じたのでした。
M7 静寂
宇宙の詩のアウトロがドラムのみになりフェードアウトして音が完全に消えて静かな無音状態に。そこからドラムセットにピンスポがあたってイントロへ。個人的に楽しみにしてたやつが来た。
ステージ床からスモークがたくさん炊かれて空中は白レーザーが。
さっそくRYUがサビ前を敢えて歌メロを音源より上げて歌う。面白くなりそう。2番に入っても所々同じように敢えてCD音源より高いメロを歌う。迫力が段違い。
楽器隊にとってはかなり難しい曲だと思うんだけど、だいぶまとまりを見せてた。前半のそれまでとは少し違う張り詰めた緊張感があったと思う。
Jのセリフもシーケンスではなく生だった。でもコーラスの殆どはINORANがやってたんだな笑 今日は下手組の前に終始マイクスタンドが置かれているようです。
終盤のRYUICHIのシャウト続きも本当に素晴らしかった。まぁよくもこの重たい曲を最後までシャウトで表現し続けられるなと。
今後は闇火やGENESISなんかと同じようなポジションのドラムソロ前、前半の最後を担う曲になっていくんだろうか。ツアーだけで完結したら勿体ない曲だな。
-MC-
RYU「強くなんなきゃいけないね」
という言葉からMCパートがスタート。静寂が終わり、静寂の中からこの第一声が始まるとなんか笑ってしまう笑 いや、決してふざけた事言ってるわけではないんだけど。
この後はいつもの「インディーズ時代からLUNA SEA追っかけてる人ー??🙋♂️」と「今日初めてLUNA SEA観る人ー???🙋♂️」」をやる流れに。初めて観る人ちらほらいたね。
んでファンをみんなで育てていこう!といういつもの流れに笑 まぁ大事よね。
M8 Hold you down
やるとしたら頭か二部のスタートとか終盤に向けて上げていくところだろうなと勝手に思ってたからこの中盤も中盤なこのポジションは少し意外。
だからこそ日替わり対象曲なのかな?なんて思ったり(好きで両日やってほしい人スミマセン…笑)
イントロから1サビまでの間で自分のパートが無いSUGIZOがクラップを煽り、同じく自分のパートが無いJが耳に手を当てて会場全体を見回したりするこれらの何気ない仕草がとても良かったりする。
でもこのポジションに置かれて初めて思ったけどこの曲は1曲目属性持ちでありながら、オープニングのテンション感、導入感ありきな曲ではなくて、静の状態から一気に疾走して場を作れる曲なんだね。
となるとよっぽど変なところでなければ何処においてもある程度はパワーを発揮するタイプ。となると定番化していきやすいと思われる。
-MC-
なんか今日はすごいMCが多く感じる。度々途切れるのはあまりよろしくないな。このMCの多さは換気タイムなのかな?
ただここでは開口一番、
「ツアーやりたいね、必ずツアーに出れるように俺たちは準備をします、みんなが握りしめてるチケットを必ず現実にします、アクシデントは突破だよね突破」
これが聞けてよかった。どんなに伸びたとしても僕は待ってますので。
ただこのあとよく分からん空気になり突如INORANを紹介したりとなんだか色々と噛み合ってないw
INORANとRYUで盛り上がって行こうぜぇと煽るが次の曲が…
M9 悲壮美
決して盛り上がる曲じゃないw
一部最後はこの曲に。流れがチグハグなのはアレとして締めとしてはとても良い雰囲気。
やっぱり所々掠れ声になるところもあるんだけど、それはそれで心配になることはなくて味があるんだよな。というより昔のRYUICHI、更に遡るとRAYLA時代に戻るんだよね。
そんなRYUの声と同期のRYU自身のコーラス、そしてSUGIZOの生コーラスが噛み合う絶妙なメロディーラインが心地いい。
そして曲が終わり全員が捌けると電気が点く。
-INTERMISSION(SE:THE ONE-Clash to Create INST ver)-
予告されていた通り20分間の換気休憩がスタート。20分の休憩タイムに対して22分56秒のこの曲を流すのはさすがww
思えばSONGSの収録の客入れの時もこのインストだったなぁ。
スクリーンは開演前同様にCM垂れ流し。席を立つ人もそこそこ、残る人もそこそこと言った感じか。
換気で寒くなるかもだから上着で調整してねって注意書きあったけどそんなに寒くは無いかな。 12月の武道館の乃木坂の時はまじで開演中も寒くてライダース着たまま観てたな笑
そんな休憩タイムもあっという間に終わり、特にダレたりすることなく消灯し、二部へ!
-月光(SE)-
あぁいつもの月光か。と思いきやいつもの月光のメロディにリズムが付いた。前半はよく分からない民族系?の打楽器のリズムで、後半はテクノというか打ち込みのリズム。
完全にアレンジされたものというよりはいつもの月光を流しながら、別のリズムトラックを同時に流してる感じ。うーん上手く伝わない…
そしてメンバーが登場、月光が突如止まりイントロへ。
M10 LOVELESS
これは意外だった。今回の二部構成の恩恵なのか、1曲目属性の曲を1公演で2曲以上聞けるって体験はなかなか無い。
今回もカラフルなレーザー照明。かれこれ3年近くこのカラフルな照明使ってるけど、これどうも慣れないというのが正直なところではある。うーんなんというかすごく退廃的な世界の曲だと思うんだけどね。まぁこの件はこんなとこにしときますか。
SUGIZOトリプルネックとINORANのアコギ。INORANは二部はハットを被らずに登場。
声は上げられないけどやはりこの曲から始まるとオーディエンスのボルテージがめちゃくちゃ上がる。今回は客席がそれを拍手で表現するカタチ。絶叫は出来なくともちゃんとテンション上がってますよと言いたい。
そういえばいつもサビのコーラスはSUGIZO1人でやってるけど、今回はINORANとのツインコーラスに。本当にずーっと歌ってるね。
M11 BELIEVE
ノンストップでこの曲へ。ど頭のドラムの音聞くと今までとはけっこう違う音で、電子ドラム化の変化がなんとなく分かった気がした。
これまたRYUが容赦なく曲中にオーディエンスにマイクを向けるんだけど、引き続き無言に笑 SLAVEなら分かるであろうサビ前も無言でジャンプ笑
あと弦楽器隊3人は両サイドにいるカメラによく絡みに行ったり。
そしてこの曲最大の特徴のCメロ、INORANとRYUが隣り合って「凍えても」の所を上げて歌う。まだ中盤だけどやはり敢えてメロディを上に上げて歌うことが多い。テンションが高い証拠なのかもね。
-MC-
RYU「飛行場で広い滑走路で、ヘリで撮影しながらライブをしたい、そしていつか海では絶対やりたいな満月の夜に!満月の夜にヤろうねって何かはしたないね笑」
満月の夜に海辺でやるライブ、想像しただけでめちゃくちゃ気持ち良さそう… JAPAN JAMのとことかあるしそう遠くない未来でやりそうな気がする! その時は満月の夜にMOONやってくださいお願いします。
M12 STORM
本編後半のスタメンここで登場。
ギターソロでRYUがいつも片膝付きながらSUGIZOに向かって、手をひらひらさせてやる今日の主役的なやつを本日は反対からINORANさんもやってた笑
SUGIZOは弾くのが難しいと公言するこの曲をいつも通り定位置で演奏し、下から風が出てくるいつも通りの演出で、いつも通りソロパートを盛り上げておりました。
M13 TRUE BLUE
このポジションとしてはちょっと意外な選曲。だいたい本編前半の4〜6曲目くらいのとこだよね。
前のSTORMの時は赤ベースだった照明が一瞬で青に。
楽器隊がだいぶ調子がノってきたのかだいぶ演奏が安定してきた…!キレが戻ってきたね。
RYUもアウトロで負けじとシャウトを絡める。後半に入ってRYUの声も100%でないながらも安定してきた。
ルナフェス2015の2日目の時に掠れ声の中、「誰もいない部屋〜」のところを敢えて上げて歌ってたのが未だに印象に残ってるんだけど、今日ここまで敢えて外して上を歌うことが多かったから6年ぶりに来るかなと思ってたけど原曲通りでしたね。
-MC-
CROSSに関するお話からスタート。やっぱMC多いなぁ。また次作もスティーブリリーホワイトとやりたいとのこと。でも、
RYU「今夜の配信もスティーブ観てるかもしれないからスティーブ(はぁと)スティーブ(はぁと)ってコメント送って上げてくださいw」
↑
かなり真面目な話してたのに唐突にこれ言い出して吹いたw
まだ何にも決まってないけどと強調しながらもスティーブとまたやる気満々なのはめちゃくちゃ嬉しい。でもまずはCROSSツアーの完結が先だな。どちらもお待ちしてます。
M14 IN SILENCE
INORANがMC中にアコギに持ち替えていたので来るかなーと思っていたらやはり。あと後々知ったけどINORANのこの時使ってたアコギ、D-28なのね。
後半に入って演奏が安定してきたと思ったらMCで流れ途切れるもどかしさがあったけどこの曲もだいぶ安定してたね。5人の音がバシッとハマった時の無敵感は他のバンドには絶対に無い。
そしてミラーボール再登場w 今回はステージ上だけでなく両サイドにも登場w このミラーボールからはカラフルなレーザーが出たりするw
この曲の''符点8分に符点2分のディレイをバシ掛けしたSUGIZOイントロ''が相変わらず素晴らしすぎてもう好きぃ…笑
大きい会場でこのイントロを聞くと、音響の関係もあるのか本当に海にいる感覚になれる。照明や映像使って海のような演出をするわけでもなく、音だけでここまで特定のシチュエーションを一瞬で連想させるのはただただSENSEの塊でしかない。
本日の''やや''レア枠といったところか笑 コンスタントにやってはいるけど、''定番''ではないし単純に聞けてめちゃくちゃ嬉しかった。
-MC-
RYU「みんなに心を込めて愛を込めて俺たち5人から I for you」
とだけ言ってイントロへ。ほぼほぼいつもの台詞と一緒。
M15 I for you
安定のピンク照明。ちょうど桜の季節ですしね。海外にも配信されてること考えたら外すことは出来ないよね。まぁ配信されてなくても外れないだろうけど笑
この曲はRYUの歌とストリングスの絡みを堪能する曲。現地では気づかず、アーカイブ観て気付いたんだけど、もしかしてストリングスのアレンジ変わったかな?原曲より壮大さが増したアレンジになってる気がした。
前半掠れ気味だった声が後半に入って調子を取り戻しててただただすげぇ。流石天下の河村隆一である(ガチ勢に怒られる表記) もう本編終盤15曲目だというのに。
さっきから度々言ってるけどMCが多くて流れが度々切れるんだけど、その分こういうスローバラードをここに持ってきたり出来るんだよなと思ったり。
そのままやったら大きなテンポの波が出来てチグハグになっちゃうんだろうし。
明日もやるだろうし2日目の練り上げにキタイ。
-MC-
さいたま盛り上がっていこうかぁー!!!!だけの短いやつ。以上!笑
M16 ROSIER
2年前も同じこと思ったけどMC明けでこの曲に入るのはやっぱイマイチかなー。
とはいえ確実に本編最後の流れが始まったと肌身で感じる。身体はノリまくってるのに一抹の寂しさが脳の片隅に出てくる。そのくらいに本編最後のこの流れが身体に染みついてる笑
Jさんのマイク投げは今日も絶好調笑 考えたら今日は後ろにスクリーン無いから全力投球出来ますねw
しかしROSIERで声出せないっていうのはなかなかの拷問なんだな笑 スタンド後方から見てるとみんな我慢してるんだなってよく分かる。
もちろんノれる定番曲だからってのもあるんだけど、それ以前にこの曲には客の我慢が滲み出るくらい、今にも暴れたくなるくらいものすごい破壊力があるんだなと改めて感じた。ヒット曲って本当偉大だよね。
しかし今回のSUGIZOのNavigatorのギター、本当に派手である。ヴィジュアル系たるものこれぐらいの主張が無いとな!笑
M17 TONIGHT
INORANがセンターに出てきてあぁ来るなもう本編最後か。。。。としんみり。。。
の数秒後にイントロが始まり全て爆上げw
やっぱこうでないと!!!
しかも今回はRYUとラストー!!!!とJの雄叫びが見事に被るwww
身振り手振りしか出来ないけど間違いなく場内の熱気は最高潮。弦楽器隊3人は右へ左へ行ったり来たり。
いつものブレイクからの最後のサビのところ、INORANがドラムセットの目の前に行って真矢とかけ合いしながらリフを弾き始めたんだけど、このかけ合いが長くて若干グダるw
曲が終わって本編終了。全員早めに捌け。
二部性とはいえなかなかのボリューム。ドラムソロ、ベースソロ、リズムセッション無しでこの曲数はなかなか。
このコロナ禍でも客入れしてるとこはいつもより短めにしてるところも多いみたいだけどLUNA SEAは通常通り。チケ代も変わらないしね。
-ENCORE-
誰も何も言ってないけど既にブルーライトフィルムが貼られたスマホの青いライトが振られる。まぁこのタイミング以外無いのは間違いないけどさ…
というよりもインターミッションを挟んでアンコール無しの完全二部性って勝手に思い込んでたよw
あと細かいかもしれないけど、このアンコール待ちの時間にスクリーンにロゴ出てたの珍しい気がする。。。
そしてメンバー登場。
-MC-
RYUICHIさんエレキギターを持って登場。次はあの曲しかないよね。
RYU、J、真矢が中にRELOADシャツを着て、SUGIZOがMUSIC AID FESシャツで登場。SUGIZOはいつも通りのスマホ持参笑
正直この企画、賛否あると思う。中身に関してはここでは触れないでおこうと思う。またどこかで。
そしてここでエッセンシャルワーカーへの感謝を言葉を並べる(あざす) そして青い光を送る企画説明。トークタイムは短めに曲へ。
EN1 Make a Vow
急ピッチで作られて配信されたこの曲も日の目を見る時が来てよかった。急遽リリースからもう約1年近く経ったという衝撃…。2020年って本当に時間が止まってたんだな…。
そしてこの曲リリース当時は、MUSIC AID FESありきのチャリティー的ポジションの曲だったのにまさか自分らが当事者になり、骨身に染みるような曲になるとは思いもしなかった。
めちゃくちゃ切ないSUGIZOソロに、RYU、INORAN2人のバッキング、ドラムがめちゃくちゃ沁みたし、終始スクリーンに映る青い海の客席は正直なかなか綺麗だった。今でも苦手なのは変わらないけど。
どうしても重たいテーマの曲だし、やるならここしか無いってくらいにカッチリはまったポジションだったな。12/26.12/27に予定通り決行してたらこの前後にHoly knightが入ってたのかななんて思ったりもしたけどアンコールの掴みとしてはばっちり空気作れたんじゃないかと思う。
あとそんなこと言ってられない状況だったのは間違い無いんだけど、この曲もっとメンバーでアレンジ詰めたり練って欲しかったなと常々思う。原曲が良いだけにもっと練ってたら面白くなってたんじゃないかと。
この先のツアーでやるかは分からんけど、現状コロナ禍は続くしまだ聞くことになるのかな。
-MC-
INORANからというちょっと意外な順番のメンバー紹介に。紹介されるとジャカジャカとジャム的に弾き始める。今日確実に色んな意味で一番目立ってた人笑
海外から観てる人も多いということで、英語の軽い挨拶も。
お次はSUGIZO。この苦境を一緒に乗り越えていきましょうと力強いメッセージ。そして
「何があっても絶対にツアーを決行します。」
とこれまた力強いメッセージ。そうこの人はだいたいファンが望む言葉をくれる。
(このコロナ禍でクソしょーもないツイートばっかりしてたのも事実だけど)ファン想いなのは間違いないんだと思う。
次はJ。みんなが良いこと話すんで以下同文なんて言いながらめちゃくちゃ良いこと言ってたので聞いて欲しい↓
J「こういう状況だからこそ、どんどんどんどん成功例を積み重ねて大丈夫なんだぜ?ロックのライブも出来るんだぜ?っていうのをみんなに見せてぇなって思ってるんだよね、当然責任もあるし自由ってものの等価交換というかそこにある背負うものというか、みんな大好きな音楽を守ろうっていう…だからみんなこうやってルールを守って一生懸命我慢してる」
J「それはいつか絶対に形になると思うんでね、俺たちと一歩一歩作っていきませんか?今日はみんな勇気を持って会場に来てくれてありがとう、配信で観てくれてるみんなもガンガン熱伝わってるんでありがとう!この一瞬一瞬を大事に刻んでいこうと思います!どうもありがとう!!!」
今日はどんな曲よりもこの言葉を聞きたかったのかもしれないと思うくらいにJがめちゃくちゃかっこよかった。ありがとう流石最高のベーシスト。
そこから祝・復活と真矢を紹介。先生どうぞと紹介され真矢は前に出てきてマイクを持つ。
真矢「何やっても拍手されるってのは嬉しいもんですね笑
僕って天才?笑(間違いなく天才)
僕ってかっこいい?笑(間違いない笑)
僕って痩せてる?笑(冗談に聞こえなくてヒヤヒヤする)」
真矢「去年の年末本当にご迷惑おかけしました、本当に死ぬかもって思った、でもその時にねTwitterとか見たら(涙で言葉が詰まる)みんなに助けられました、ツアーとか実現したらみんなのことを笑顔にしたい、幸せな時間を作りたいと切に思った。」
真矢「大好きを通り越して大好KINGです!どうもありがとう!!!!!」
途中詰まりながらも真矢らしいお言葉。ただ櫓の上に座ってませんよ流石先生とRYUICHIさん。そしてここからRYUの紹介。
INORANが何故か、「去年あつもりが流行りましたよね?」と言い出して戸惑ってたw まじで唐突すぎて意味わからなかったw
SUGIZO「僕らホームだと思ってるんだけどさいたまの皆さんごめんなさい、神奈川の親善大使ボーカルRYUICHI!!!」
埼玉県民ワイ、ホーム言われるのは嬉しいのでOK!!!!!!!
EN2 WISH
銀テは飛ばず、そして「アイウィーシュッ」っのところが完全に無音になり、無言で一斉にジャンプする奴隷一同。
いつもは当たり前だったライブ最大の盛り上がりポイントがただただめちゃくちゃシュールな画に。寂しすぎるなこれ。
やっぱり銀テ飛ばすと取り合いになりやすく、どうしても他人同士で触れ合うリスクが増えるからなのか、それとも経費削減なのかは分からないけど…。
ここでもアリーナ席見下ろすとやはり客席がめちゃくちゃ我慢してるのがよく分かる笑 そりゃそうだWISHで棒立ちなんて無理だもん笑
そしていつもならSUGIZOはWISHになると客席に降りていって絡みに行くけど当然ながら今回は無し。その代わり+配信ありだからかいつも以上にカメラに絡みに行く弦楽器隊3人。
ソロ明けもRYUが全部きっちり1人で歌うのなんてこれまでほぼ無かったと思う。それくらい自然な流れで歌わせてた定番フレーズだったんだなと改めて感じたな。
そしてアルペジオ、INORANさん外しまくりでまじで井上さん大丈夫っすか!?と言った感じにw
-MC-
最後の挨拶。みんなが足を運んでくれたことで世界が変わっていく気がすると仰っておりました。SSAの客入れが久しぶりなのもあるし確かにその一面はあるかも。
RYU「最後に5人から so tender…」
EN3 so tender…
INORANはアコギ、SUGIZOはバイオリンに持ち替えて曲へ。いつもならドラムソロ前にバイオリン使うことが多いんだけど、今回はドラムソロが無かったからかこの最後の曲が最初のバイオリン曲に。
CD音源の時点でめちゃくちゃ好きな曲だったけど生で聴くとやっぱ数百倍違うな。全体的にアコースティックなアレンジなのに一人一人のフレーズがすごく絶妙に絡むんだよな。
いつもの壮大な終わり方とは違うけど、最後の曲にして後光が射すような照明で暖かく終わるなぁ。
なんて思っていたらCD音源で言えばアウトロに差し掛かるところでSUGIZOがバイオリンからギターに持ち替えたのでこれは!と思ったらやはり、最後に一瞬のブレイクからの壮大なバンドサウンドのサビがもう1ループ追加されるアレンジに!
いやこれは素晴らしい。やっぱりLUNA SEAはLUNA SEAだって思わせてくれるようなアレンジ。ライブでどう終わるのかをずっと楽しみにしてた自分にとって100点な終わり方だったと思う。
これで全メニューが終了。
-CURTAIN CALL-
-(SE:① MOTHER piano ver)-
-(SE:② DESIRE piano ver)-
いつもの手繋ぎジャンプはやはり出来ず、エアーでということで客もメンバーも手は繋がず、声も出さずにジャンプ。
無言でジャンプするカーテンコールはやっぱりどこか寂しいけどしばらくは仕方ないよね。
ということでカテコタイムがスタート。やはり今回はピック投げ、スティック投げ、ペットボトル投げはNGのようでSUGIZOはスマホで客席撮影のみ。いつものように最後まで残り、長々とお辞儀をして下手の出捌け口へ。
いつもよりかなり短いカテコタイムで全員捌けて初日が終了。2日目分も書き終わったら別記事で、総括を上げようかと思うので振り返りは後ほど。
お疲れ様でした!また明日!