YOKOHAMAN'S A GO GO

[NEVER SOLD OUT]なブログ

LUNA SEA 30th anniversary LIVE -Story of the ten thousand days- @日本武道館 Day1








​30周年おめでとうございます。ということで行ってきました武道館。
 
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ミスチルの時は両日比較のために1記事にしたけど今回はあんま細かくは書かないのもあり、セトリが違うのもあり2days分けておきます笑
 








INORANとJがやってたLUNACYに当時同じ高校の1つ上の先輩バンドだったPINOCCHIOのSUGIZOと真矢が加入。(INORANとJがやっていたLUNACYの前のバンドのドラマーだったSUGIZOの妹が2人を紹介したとされている)
このLUNACYにRYUICHIが加入し、町田プレイハウスで初ライブしたのが1989.5.29。この日が基準。

 

その後91年にXのHIDEから誘いを受けYOSHIKIが社長を務めるエクスタシーレコードからインディーズデビュー。
後々LUNASEAに改名し92年5月21日メジャーデビュー。だいたいインディーズレーベルを経てのメジャーだと結成が基準になりやすいよね。



そして2000.12.26/12.27の東京ドームをもって終幕(解散)し、一夜限りの復活やらなんやらを挟みつつ2010年にReboot(再結成)する。
そんな経緯を経ての30周年。




今回はRYUICHIが今年の1月11日に肺腺癌の手術を受けてからの初のLUNASEAとしてのライブ。ソロとしてはやってはいたけど大規模ライブも手術後初。どうなるのか少しの心配と少しのわくわくがある中でのライブ。





ってなわけで中身へ



 

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SUGIZO(Gt.Vn)
INORAN(Gt)
J(Ba)
真矢(Dr)



2019.5.31(金) 日本武道館
開場 17:30
開演予定 18:30
開演 18:41








360度開放でステージ裏北、北東、北西スタンド1階の目の前に花道ぐるりっていうよくあるパターン。それ以外もだいたいいつも通り。開演直前になると真矢のローディーがドラムセットの裏に3人片膝立ちで待機。んで消灯→スタート





セトリ↓



​​​​​-OPENING-
M1:CALL FOR LOVE
M2:Dejavu 
M3:PRECIOUS...
-MC-
M4:JESUS
M5:DESIRE
M6:SHINE
-MC-
M7:宇宙の詩 ~Higher and Higher~
M8:gravity
M9:Providence
M10:GENESIS OF MIND~夢の彼方へ~
-真矢 Drum Solo(with:TAKA[AKARA])-
-J Bass Solo-
M11:FATE
-MC-
M12:I for You
M13:IN SILENCE
M14:STORM
M15:ROSIER
M16:BELIEVE

-ENCORE-
EN1:悲壮美
-MC-
EN2:Hold You Down
EN3:TONIGHT
EN4:WISH
-CURTAIN CALL-
-(SE:①DESIRE piano ver)-
-(SE:②MOTHER piano ver)-
 
 




 



​まずセトリ面。全体的に定番曲ズラリ並べててテンポ良く進んでいった感じ。まぁベストオブルナシー的なこと杉さん言ったとか言ってたし(未確認)、ベスト盤的なアニバーサリーセトリにはなるよね。とはいえ正直なところマンネリ言われても仕方ないかなー。
でもGENESISは聞けると思わなかった。素晴らしい。(※ミスに関しては後述)
 
アンコールのHold your down→TONIGHT→WISHは良い流れだったな。悲壮美→MCの後の3連発アガったまんま終われる幸福っぷりよ笑 Hold  
 your downはapでも3人ver聞いたけどやっぱ5人でやらんとな〜。

 

そんなこんなで1番気になったのは再結成後の曲がほとんど無かったこと、とはいえラルクの20thみたいに2日間できっちり年代分けしてる様子も今のところ無い。
大半のバンドが再結成しても新曲のクオリティが薄まりすぎちゃってて微妙なパターンなのにLUNA SEAさんしっかりしたアルバム2枚出してるんだからやればいいのになー。まぁ明日に期待しよう。





続いてRYUICHIの歌。声が心配だったけど違和感なく、スムーズに歌えてた印象。いつもより少し客に振るのが多かった気もするけど笑 上も下もきっちり出せてたと思うし、ひどい掠れなんかも無かった。癌手術からそんなに時間置かず、リハしてソロライブやってだったからもう完全に復活と言っていいのかな。本当に素晴らしかった。一生、気が済むまで、とことん歌い尽くしてほしいし、この国宝級の歌はなによりも大事にして欲しいと思った。
 
 
 
 
そして先程すこーしだけ触れた演奏面。
かなり目立った演奏陣のミスとトラブルね笑 
SUGIZOtubeでも言ってた''リハでは照明点いてたのに本番落とされて手元見えずだった''みたいなのはGENESISかな? 全体的にはかなり良かったけどアレは勿体無かったな。

 GENESIS自体ほんっとうに良かったんだけどね。



 

あとわりと露骨だったのはIN SILENCEとかかな?まぁ正直この2曲以外もミスタッチはかなりあったなw
思えば杉さん去年からこういうトラブル続きな気がする。
この日のトラブルなんて比じゃないくらい酷かったXJAPANでの4月のアメリカコーチェラロックフェスティバル1週目。あとap bank fesもかなり短い尺だったけど終始ローディーの方向いて色々指示してはあまり納得いってなさそうな感じだった。
明日はもっと精度高めて納得いく演奏できるといいな。



映像面、演出面だとオープニング映像ね。

定番オープニングSEであるベートーヴェンの月光のd-kikuバージョンを1度も聞いたことなかったしアニバーサリーイヤーだからやって欲しいと思ってたけど願い虚しく笑
 
だけどオープニングはシンフォニックverのLOVELESSに乗せて30年間のライブのダイジェスト映像。この時点でもうジーンと来たよ…
インディーズ時代はもちろん、初武道館、初の東京ドームだった95年のLUNATIC TOKYO、活動休止発表した96年の真冬の野外、98年の真夏の野外、99年10周年で崩壊したセットの前でやった10万人ライブcapacity、終幕(解散)ライブになったFINAL ACT、一夜限りの復活ライブ、再結成ライブなどなど。
そして途中途中、月の映像が入る。終幕までは白黒で少しずつ欠けていき、新月になっていく。Reboot後はカラーで少しずつ満ちていくそんな映像を挟んでおられました。

ずっと追ってきた人にもそうじゃない人にも感慨深い映像でしたとさ。

そしてソロパート。
やっぱり真矢ね。本当に面白いこと考えるよね。さすが能楽師の息子、能出身ドラマー!



すごいコラボだったわ。暗転中に後ろに何かあるなーと思ったら和装の人が4人入ってきて横笛?とかお囃子が始まり、からのドラムが入ってくカオスさ笑 でも真矢だからか成り立っちゃうんだよな〜 


そしてMC。やっぱりRYUICHI始め面白いよね。
開口一番

「まぁよくもこのメンバーで30年w」
 
たしかにwwww これはメンバーもファンも納得w  市川哲史独立国家共同体バンドって言われたりするわけだよ笑 
でも終幕前のやばい雰囲気だったり、打ち上げ5会場用意されてるとかエルグランド5台とか言う今でこそ笑えるけど…ってエピソードもたくさんあるからね。もちろんその中でも自分の音に責任持ってて緊張感ある音出してるとこに魅力を感じたりするんだけどね。
 
そして30周年近くなってから色んなところで話してたドーナツ事件に終止符がw
 
RYUICHIが初めて4人バンドだったLUNACYを訪れた時にドーナツを4つ差し入れたはずなのに何故か2つしか残ってなかったというエピソードw
そして30周年越しに真矢が2つ食べてたと暴露w
 
胸のつかえが取れたとRYUICHIさんw やっぱ面白いw
 
 
 
 
とそんな感じでアンコールは和やかに進み最後は安定のWISH。今はどこもステージ床が丸ごとスクリーンになってること多いよね。この日も最後のWISHの時に、30周年ロゴが床にバーンとある中で終了。
 
とりあえずRYUICHIがしっかり歌えていつものLUNASEAを観れてよかった。そんな30周年初日でしたとさ。