YOKOHAMAN'S A GO GO

[NEVER SOLD OUT]なブログ

セリーグ公式戦 vs GIANTS@東京ドーム

 

 

2022.04.10@東京ドーム 天気:晴れ

 

先週末せっかく横浜相手にサヨナラ勝ちしたのに、次の日の神宮でのゲームが雨で流れて不完全燃焼だったので今年初のビジターに。

 

ちょうど5/10の1ヶ月前だったり東京ドームの新しい巨大スクリーンを観に行きたいというのもあったりしたので。

 

1勝1敗で迎えるカード最終戦ということで↓

 

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去年、神宮がオリンピックの資材置き場になってた時にヤクルト主催ゲームは1試合観に来たけど巨人主催ゲームはだいぶ久しぶり。

 

スクリーンは本当にデカいし映像ヌルヌル動くし広告も常時点灯してるし凄いとしかいいようがない。神宮と比べたらそりゃ…ね…笑

 

んで更にスクリーンだけじゃなくて球場全体のライティングなんか含めてコンサート演出っぽくなってるのね。試合前とか1回表の守備つく時とか開幕戦でもないのにチカチカしてたね。

 

神宮慣れしてるから文京区とかいう都会に眩暈がしたw 

 

レフトスタンドビジター応援席で観たんだけど客入りはざっと見半分弱くらいかな。外野は両側ともほぼ満席。※と思っていたらなんと公式発表は30.502人

 

高橋奎二と赤星の先発でスタート。赤星はめちゃくちゃリズム良く140台後半のストレート中心にコーナーにビッタビタに決めてた。一巡目のヤクルト打線はさっぱり捉えられず。外野から観てるとガンの表示以上に速く見えたかな。

 

一方奎二は初回先頭の吉川にデッドボールを当ててのスタート笑 だけどピンチ作りながらもしっかり抑えていく。ストレートはアベレージ148くらい?元々尻上がりタイプだし初回は仕方ないかなと思ってはいたけど出来は良さそう。

 

良い投手戦になりそうな予感。

 

と思ったら丸の完璧なホームランで巨人先制。めっちゃくちゃ綺麗な弾道で笑うしかなかったし、途中トイレ行った時コンコースのテレビでVTR観たら完全に失投だったからしゃーない。

 

ただそこからは本当に良い球放ってた。ランナー出しつつもゲッツー欲しい場面でキッチリ取れてたし、奪三振も増えてきた。まさに尻上がりで、気が付けば回を追うごとに球数は赤星の方が多くなっていった印象。

 

ヤクルト打線は手こずりながらも4回に山田哲人ソロで同点に。山田に関してはこういうコントロールの良いまとまったピッチャーの方が得意そうな気はしてた。インロー真ん中寄りの甘めのボールで得意なコースではあっただろうけど、ライナー性で上がり軌道のまま入ったからすごく良い打球だったな。

思い返せば日本シリーズ5戦目のホームランも同じようなコースのボールだったっけな。

 

あとはスタメンの太田賢吾。やはりこの日も当たっていて凡退の時も内容がとても良い。戸田で結果出してたし、ずっとファームにいていいような選手ではないから驚くほどではないけどやっぱりクリーンアップ欠いてる時に下から上がってきた選手が結果出すのは嬉しい。

 

ただここまで打線全体を見た時にやはり去年後半みたいな繋がりはまだ感じないかな。赤星の球数を引き出してるのはいいけど、やはりあと1本が出ない。村上のゲッツーなんて顕著。迷いながら振ってるのがよく分かるんだよな。村上はアジャストバッティングも出来る器用な選手だけど、調子悪い時は追い込まれてからこれが出来ずに簡単に終わる。

 

4番の復調と切れ目ない打線の爆発待たれよ。

 

そうこうしていると両軍ゼロ更新で進み終盤へ。携帯を開くとマリンで佐々木朗希が連続三振と完全試合を続けているという速報が。6回くらいからレフトスタンドの客もDAZN見たり、スポナビ速報を開きながら目の前の試合を追ってる笑  

 

現地で観てみたかったけど、この異様な光景を同時刻に東京ドームで観られたのもまた良い思い出笑

 

7回表、2アウトからチャンス広げて高橋奎二。粘って粘って粘って途中パスボールで勝ち越ししてフォアボールを勝ち取る。開幕2戦目の内野安打なんかもだったけど、走ったらめちゃくちゃ速いし、バッティングにも貪欲。本当に野球選手として見てて楽しい。今回も完全に奎二が勝ち取った勝ち越し点だもんな。

 

セリーグもDH導入案がいよいよ本格的に進みそうだけど、こういうプレーが見られなくなると思うと少し寂しさを感じる。

 

最後の重要局面は9回裏、最後のバッターはホームランを打たれた丸にインコース勝負してパワー勝ち。難しい打球だったけど山田が上手く捌いて試合終了。これ地味ながら凄いプレーだった。スローイングも難しい体勢だったけど難なく捌いたように見えたのが山田のすごいところ。日本シリーズ6戦目の最後もそうだった。

 

ピンチを広げながらも最後はきっちり抑えて勝った奎二は2勝目。レギュラーシーズンではプロ初完投。決勝点は自分が引き出して言うことなし。高津も「今日は奎二の日」って言うわけだ。

 

そしてやはりほぼ同時刻。9回裏のヤクルトピンチの場面、目の前でピンチでこの試合最大の盛り上がりの局面が来るにも関わらず、レフスタ民は携帯片手に試合を追っていてw、こちらの試合が終わる少し前にマリンで佐々木朗希が完全試合を達成していた。

 

すげぇ。完全試合も槙原以来?ってだけですごいのに13者連続三振とかドカベンやMAJORでも書かれなかった記録だな。漫画やアニメの世界なぞとうに超越してる。やはり東京ドームも達成した瞬間あっちこっちからすげぇ!って言葉が漏れてたし異様な空気が流れてた。目の前でもアツい場面が来てるのにw

 

そんな感じではありましたが東京ドームも負けないくらい面白いゲームでしたとさ。

 

最後にひとつだけ、ネットでは散々話題になってたけど9回裏の巨人の攻撃の代打で出てきた廣岡。

 

奎二とは同期入団でこの対決レフスタ民はすごく楽しみにしてた。結果はデッドボール。でも初回の吉川に当てた時の奎二はめちゃくちゃ謝っててチェンジになった時も謝ってたくらいだったけど、この時は帽子も取らず肘出してたでしょってアピールをしてた。

 

外野から見ると遠くて細かいコースなんかは見えなかったけど、その奎二の仕草だけは見えた。まあ職業としてやる以上綺麗事だけでは成り立たない世界ではあるけれど、やはり少し残念ではあったかな。

 

ここまでにしておこう!以上!では!

 

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